昔のひとりごと 2013年 5-12月
2013.12.31
管理人より、年末のご挨拶です。
今年一年、本当にお世話になりました。
当サイトへ足を運んでくださったみなさまのおかげで、今年もお話を書いてこられました。今年はロレムンデー辺りと、秋以降に割と更新できて自分でもうれしかったです。更新履歴をながめて、去年より長い!とよろこんでおります。来年もどこまでできるかはわかりませんが、マイペースでまったり楽しんで書けたらいいな、と思っています。
それでは、よいお年をお迎えくださいませ。
2014年がみなさまにとって素晴らしい一年となりますよう、お祈り申し上げます。
12.25
メリー・クリスマス!
ちょこっと時間ができたので、クリスマスのおまけを書きに来ました。
3年前にひとりごとでクリスマスねたの現代パラレル妄想を書きました。そうしましたら、ある方から拍手コメントで素敵なお話を聞かせていただいたんです。素敵で萌えて仕方なくて、そのままを文章にしたものです。
その時には拍手お返事で差し上げたのですが、ご許可をいただけましたのでここでアップしますね。あらためて、素晴らしいコメントをくださった方、ありがとうございました!
現代パラレルでのルークとリエナのちいさなお話です。ルーク24歳、リエナ22歳くらいで既に周囲には公認のカップルです。あ、現代パラレルではリエナが大学卒業と同時に結婚しているので、たぶん婚約してますね。
***
クリスタルのフルートグラスに、薔薇色のシャンパンが、ルークの手でゆっくりと注がれていく。
グラスに添えられた、リエナの手入れの行き届いた細い指先は、淡い桜色に染められていた。
今流行りの凝ったネイルアートが施されているわけではない。けれど、いかにもリエナらしく、よく似合っていて、ルークは無意識のうちに眼を奪われていた。そのせいか、ほんのひとくちぶんだけだったはずのシャンパンは、いつの間にかグラスの半分以上を満たしている。
「メリー・クリスマス」
軽くグラスを合わせ、澄んだ音を響かせる。リエナはゆっくりと口をつけた。その指先と同じ色に染められたくちびるに、再びルークは眼を奪われる。
桜色のくちびるはグラスを離れると、ちいさく溜め息をついたように見えた。ルークがはっと気づくと、リエナはちょっと困ったように、わずかに首を傾げている。
「ごめん、多過ぎた。残りは俺が飲むから」
「ありがとう。……やっぱり、すこし多かったみたい」
ルークはリエナからグラスを受け取ると、そのまま無造作に口をつけた。
「あ……」
ルークが口をつけたところ……、それは自分のくちびるが触れたのと、同じ場所。
それに気づいたリエナの頬が、シャンパンと同じ薔薇色に染まっていく。
あっさりとルークは残りを飲み干すと、再びボトルを取って、そこに注いだ。そして、もう一度何事もなかったように同じ場所に口をつけ、今度は半分ほど空けてから、グラスをテーブルに置いた。
「うん? どうかしたか?」
リエナが頬を染めて、じっと自分を見つめているのに気づいたルークが問いかける。
「なんでも、ないわ」
思わず視線を外したリエナは消え入りそうな声で答えたが、ルークはちょっと悪戯っぽい笑みを向けて言った。
「次は、直に、のほうがいいんだけどな」
***
小説おしながきの作品のほかに、ひとりごとに以前にアップした小話のほか、拍手お返事などで差し上げたものがいくつかあります。差し上げた方に掲載許可をいただけたものもありますので、もう少し余裕ができたら、こういったちいさなお話もまとめてみようかと思っています。
12.23
管理人よりお知らせです。
新作の更新日を一日間違えてアップしてました。
大したことではないのですが、もしあれ?と思われた方いらっしゃいましたら、すみませんでした。
夜中にぼけた頭でひたすら更新作業をしておりましたので、一応ひととおりチェックしてはおりますが、リンクミスなどあるかもしれません。もし見つけた方がいらっしゃいましたら、お知らせいただけたら幸いです。
ずっとこの記事が上にあるのも恥ずかしいので、また時間ができたら語りを書きに来ます。
12.23
『もうひとつのちいさな奇跡』アップしました。
2013年のクリスマス作品です。連載以外の作品をアップするのはひさしぶりです。
以下、ねたばれも含みます。
注意書きにもありますように、R15です。また、2010年の『聖なる夜のちいさな奇跡』の別展開のお話で、冒頭から途中までは『聖なる〜』とまったく同じ文章になっています。
ちなみに、『聖なる〜』が約18,000字、そのうち最後の5,000字部分を別展開に書きかえています。この書きかえた部分が10,000字強ですから、最終的には約23,500字です。元の作品よりもかなり長くなり、中編になりました。
また、ラスト部分はなかなかうまい文章が浮かばなかったので、敢えて『聖なる〜』と同じ感じに揃えてみました。
『聖なる〜』を書いた時に、『もうひとつの〜』の展開も脳内で妄想していました。今年の初め、あることがきっかけで再び妄想が爆発して書き上げ、今回さらに後日譚部分を加筆しています。
正直、後日譚の部分は蛇足かなあとも思うのですが、ルークとリエナ、アーサーとコレットそれぞれの幸せな姿を書いておくのもいいんじゃないかなと考えました。何より管理人自身が、恋人になったルークとリエナと、なかなか書く機会のないアーサーとコレットのカップルの様子を書きとめておきたかったんです。
幸せいっぱいのらぶらぶなお話を書くのは本当に楽しかったです!!!
***
さて、今年の作品の更新はこれでおしまいです。これから年末年始の間、ネット落ちはしませんが、あまりPC前に座ることはできなくなりそうですので、また来月後半くらいから更新を再開する予定にしています。
時間があれば、ひとりごとくらいは書きに来たいと思っていますので、お時間がある時にでも足を運んでくださったらうれしいです。
12.15
『旅路の果てに 第7章 1』アップしました。
なんとか、間に合いました! クリスマス作品の前にアップしないと、トップページの更新情報3回分のうち、2回がR15になるところでした。それでは流石に恥ずかしいものがあるので、一昨日のひとりごとで自分でプレッシャーをかけておいて正解でしたー。
さて、このお話が、旅路の果てにの50話目(番外編含む)になります。……が、まーだまーだ続きます。いつもいつも第一稿に加筆修正をしまくっていて、最終的に何話になるのか、ちょっと管理人にもわからなくなっています。
捏造だらけのお話を読んでくださっているみなさま、いつも本当に感謝しております!
12.13
先日できなかった、アーサー語り…のつもりでしたが、アーサーとルークの語りいきます。もうちょっとでいいローレの日(12月30日)なのと、年末は多分ご挨拶くらいしかできないと思うので、今のうちにアップしておきますね。
この男二人、共通点も多いんですが、かなーり対照的ですねー。
まず共通点を上げますと、公式設定でもある王子(更に当サイトでは二人とも正室所生の第一王子で王太子)という最高の身分血筋を持っています。
そして基本、二人とも文武両道のひとです。
ルークもああ見えて、学問も政治面もついでに魔法の理論についても、ローレシアの次期国王として充分な実力を持主です。剣の腕についてはもう何も言うことはなくて、こどもの頃から突出した才能を見せ、更に本人の努力(魔力が皆無である欠点をバネにしたこともあり)とハーゴン討伐の旅で、今では誰も敵わないだけの腕になりました。
アーサーも剣の腕はかなりものです。剣に限ればルークには絶対に勝てませんが、そこらへんの戦士ならたやすくあしらうくらいは簡単です。魔法も同じで、リエナには敵いません。でも、非常にバランスよく攻撃、回復、補助を使いこなせるので魔法だけで充分に戦えますね。
もしこの二人が戦ったら総合力では互角でしょうねー。ルークは剣の腕は言うまでもなく、回復手段を持たない欠点を補えるだけの体力ありますし、アーサーはとにかくバランスがいいので。ただし、実際にそんなことには絶対にならないですから、あくまで管理人の想像です。ちなみに、お互いルークだけは、アーサーだけは『絶対に敵にまわしたくない』そうです。あ、リエナも総合力では男二人と同等になります。彼女も致命傷の一撃を受けない限り、互角に戦えるはずです。
アーサーについては、天は二物どころか何物も与えてますね。身分、才能(特に学問や記憶力)はもちろん、容姿まで。アーサーの第一印象は『白馬に乗った王子様』です。彼の愛馬は別に白馬ではないんですが(鹿毛が好きなようなので)マントをひるがえしつつ、白馬に乗って登場したらさぞかし絵になりそうです。
唯一、欠点というか苦手なのは料理(ルークと同レベル)ですけど、王子さまですから別にできなくても構いませんしね。剣と魔法のレベルが中途半端と言えばそうかもしれませんが、比較対象のロレムン二人のレベルが人間の限界を超えているといっても過言ではないので、比べるのは気の毒だと思いますし。
ルークもいろいろ欠点が多い(女心に疎い朴念仁が致命傷かと)ですが、やつはやつなりに、いいところもたくさんある(と信じたい)です。特に、意思の強さは尋常ではありません。一旦こうと決めたら、とことんやり切ります。同時に、やるだけやって自分の望む結果が出なかったとしても、それを受け入れることもできるんじゃないでしょうか。そして、もっとああすればよかった……などとぐちぐち言わない潔さもある気がします。ただ、リエナについてだけは、どーーーーーしても諦められず、何もかもを捨ててかっさらってしまいましたが。
なんか、とりとめのない語りですが、読んでくださってありがとうございました。
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さて、次回更新はできれば明日か明後日にアップしたいですね。一旦は完成したんですが、どうしても内容を一部書き直したくなりましたので、今修正中です。
今年はクリスマス作品も予定しています。とはいっても、完全に新しい作品ではなくて、2010年の『聖なる夜のちいさな奇跡』の終盤の別展開で、R15バージョンです。こちらも一年近く前に一度書き上げたのですが、ちょっと中途半端な終わり方だったので、ラストシーンを加筆し始めました。連載の続きをアップできたら、遅くとも24日までにアップしますね。
本当はあんまり更新予告をしない方がいいんでしょうが、ここで宣言しておくといい意味で自分へのプレッシャーになるので書いておくことにしました。あまり期待せず、気長にお待ちいただければ幸いです。
12.7
『旅路の果てに 第7章 1』アップしました。
お話の舞台が変わりました。これからますます管理人の捏造設定とオリキャラがたくさん登場してきます。それらが大丈夫!な方、今後も読んでくださったらうれしいです。
11.30
いいサマルの日、おめでとうございますー!!!
今日はこの時間(10時半過ぎくらい)になって初めてPC立ち上げました。なので、とりあえず叫びに来ました。
アーサーの出番が全然ないので、彼について語りたい気分ではあるのですが、今日はちょっと時間が取れないのでまたあらためてがっつりいくことにします。
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そうそう、DQ1の無料ゲーム、ダウンロードしました! スライムのアイコンが可愛いです。一昨日、昨日とできなくて、もう駄目だろうと思っていたんですが、12月10日まで延長になっていてうれしかったですー! なんでも初日にあっさり100万越えたとのこと。これを機会に、ロトシリーズのファンが増えてくれたらいいですね。
11.29
管理人よりお知らせです。
携帯用ページの作品で、いくつかリーダー機能に対応していないものがありましたが、昨日やっと修正できました。
管理人のスマホ(iPhone)で一応確認済みですが、その他Androidなどでの閲覧は確認できておりません。(そもそも、Androidにはリーダー機能自体がないのかもしれませんが…)申し訳ありません。もし読めない、非常に閲覧しにくいなどありましたら教えていただけますとありがたいです。
パソコン用、携帯用のトップや他のページもほんのちょっといじっています。トップページはサイト名のロゴを画像にしてみただけです。以前から、携帯ページのサイト名が普通の書体でしか表示されなくて寂しかったので、この機会に変更してみました。
大がかりな改装はする予定なし(スキルもありませんし涙)ですが、なるべく眼に優しいサイトにしたいとは考えています。
11.28
『旅路の果てに 第6章 番外編 三日夜』アップしました。
当作品初の番外編です。
作品自体は、この直前の『6章 12』のラストから直接繋がっていますが、読まなくてもストーリー自体には影響ありません。
ぬるいですがR15(性表現あり)なので、アップするかどうかかなり迷いました。でもまあ、作品自体に年齢制限かけているからいいかなっと思いましたので、腹を括って公開することにしました。
この後も、たまーに番外編を書くと思います。R15(性表現のみで残酷表現はなしの予定)もちょいちょい出るかと思いますので、義務教育を修了されている方々、よろしければ読んでみてくださいませ。
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以下、ねたばれです。
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最初、6章−12で、ルークがリエナの指輪をはめた手にキスするシーンを入れようと思っていたんです。それがラストのお財布のシーンのせいもあってうまく入りませんでした。お財布シーンをカットしようかとも考えたのですが、リエナも経済事情を知っておかないとまた遠慮が出たりするでしょうから、残したかったんです。それに、キスの直後にルークがリエナを……でしたので、番外編で書くことにしました。
それにしても、ルークがいらんこと考えていますね。リエナが返事に困るような質問、二つもしたうえに、どうしようもない勘違いまでやらかしてます。必要なくなったはずの鋼の自制心をまた発揮(流石のルークも失敗しましたが)しようとしてますしね。
肝心なことを言わずに余計なことを言ってリエナを振りまわす悪い癖はまだ直っていないようです。
この作品、第一稿では二日目の夜の話でした。展開も若干違っています。第一稿ではロチェスに三泊四日だったのが、エピソードの流れを修正して四泊五日に変更になったからです。
『三日夜』のタイトルは『三日目の夜』→『三日目』と変更して、最終的にこれに落ち着きました。たいして変わってないんですが、いちおうこだわりはあります。
恋人だったルークとリエナが実質的に夫婦になって三日目の夜。二人にとっていろいろな意味のある夜じゃないかなって、思います。
11.22
『旅路の果てに 第6章 12』アップしました。
今回のお話もらぶらぶいちゃいちゃしています。そういえば、今日はいい夫婦の日ですね。今回更新のお話はそれっぽい内容です。偶然ですが、ちょっとうれしくなりました。
以下、ねたばれ語りです。
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このお話で薄紅の月長石(ピンクムーンストーン)が登場します。実はですね、第一稿では、紫水晶(アメジスト)で書いていました。
だいぶ前になりますが、ある方がストーンについて素敵なお話をたくさん聞かせてくださったんです。そのときに、リエナのイメージがピンクムーンストーンだとおっしゃってくださいました。
そのときのお話がとても印象的で、どうしてもムーンストーンに変更したくなったんです。この方にアイディア使用をお願いしてご許可をいただけましたので、書き直しました。
ルークがお店のショーウインドウで指輪を見つけて、リエナにプレゼントするシーンの流れは最初とまったく同じです。でも、せっかくの素敵なアイディアですから、もっと石そのものに意味を持たせたくなりました。当初のアメジストは、単にリエナの瞳の色と同じという理由でしたので。
そうしたら、ルークがリエナの魂の色と同じだと言いだしました。リエナが語る、ムーンストーンの伝説その他は管理人の捏造です。
書き上げてみて、予想以上にこの指輪がリエナにとって大切な意味のあるものとなった気がします。
あらためて、素敵なアイディアをお話しくださった方に、心からの感謝を捧げます。
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さて、ストーンのお話がでましたので、うちのキャラを宝石に例えるとどんな感じかなと考えてみました。
ルークは最初、まあサファイアかな?でした。そもそも宝石がどうたらというキャラでもないしなあって思っていたんです。
そうしましたら、ピンクムーンストーンのお話を聞かせてくださった方が、ルークのイメージはラピスラズリだとおっしゃいました。不透明な色合いが重厚だからだそうです。自分では全然思いつかなかったんですが、言われてみれば、確かに!
アーサーはぺリドットです。エメラルドに比べ、落ち着いた優しい色合いが個人的にもとても好きな石です。ちなみに、彼の若草色の瞳はこの石をイメージしています。
リエナはこのお話の通り、ピンクムーンストーン。魂の色と同じだけでなく、やわらかな、それでいて神秘的な光を放っていて、これもとても好きな石です。
アーサーの妹姫のルディアはエメラルド。目の覚めるような美少女の彼女はまさにこれです。瞳の色も、鮮やかなエメラルドグリーンですしね。
最後に、アーサーのお妃様であるコレットがトパーズ。様々な色がありますが、和名で黄玉と聞いてすぐ連想できる、黄味がかった石が彼女のイメージです。ちょっと検索してみましたら、インペリアルトパーズと呼ばれるものが、彼女にぴったりかも、と思いました。
11.15
管理人はほぼ毎日、大好きなサイトさん巡りを日課としております。そうしましたら、大好きなサイトの尊敬する管理人様たちが、コミケ参加のお知らせなどなどをアップされておりました。こういう素敵なことが何度もありました。
その度に、思わず画面に向かって、「冬コミ行きたい!!!」と叫びそうになりました。
管理人が参加するのは絶対無理なんです(リアル事情がそれを許してくれません涙)。なので、せめてここからこっそり「応援しています」と叫ばせていただきます。
今までもコミケに限らずイベントの一般参加経験なくて、これからもまず無理っぽいのですけど、いつか、行ってみたいですね…。
まだだいぶ先ですが、冬コミに参加される方、サークルの方も、一般の方も、どうぞあったかくして楽しんできてくださいませ。
11.14
『旅路の果てに 第6章 9』『第6章 10』『第6章 11』アップしました。
当サイト初の三話同時更新ですね。最初、一話の予定が描いているうちにやたら長くなってしまいました。二分割しても更に加筆してしまったので、結局三話になりました。
書きながらいろいろ考えていたんですが、リエナがすこしずつ強くなってきている気がします。まだまだ問題山積みですが、ルークと二人で乗り越えて欲しいなあと思います。
以下、オリキャラの話題が出ます。
しばらく前から登場した、オリキャラのジェイクさんは本当によくしゃべる人です。管理人の脳内でいきなり登場して、やたらまくしたててました。最初にルークに話しかけるシーンを書いた時には、一つの台詞が、もっとずーっと長かったんです。あんまり長いので、適当に区切って地の文で繋いでます。
それにしても、管理人のオリキャラっておっさんばっかりです…。その中でも比較的若いチャールズ卿でも30過ぎてますし、ルークを若造扱いしてますから、この世界では立派におっさんです。現代日本ではまだまだ若い人ですけどね。よく考えてみたら、若い女性キャラって、リエナしかいませんでした。アーサーの妹姫は今のところほとんど出番がありませんし…。恋愛小説を書いているのに、なんででしょう?
最近、書く調子がけっこういいついでに、管理人のDQ2世界の年齢についても語りますね。
さっき、30男のチャールズ卿をおっさん呼ばわりしました。以前にも書きましたが、うちのDQ2世界の年齢の感覚は、現代日本とはかなりずれています。だいたい、物語年齢プラス3−5歳程度が、現代日本になる感じでしょうか。結婚年齢ではもっと差があります。
ロト三国の王族・貴族の場合、成人の儀を迎えるのが男子16歳、女子15歳。成人すると同時に、結婚適齢期になります。リエナは15歳でルークとお見合いして婚約が内定しました。ハーゴンのムーンブルク襲撃がなければ、16歳、遅くとも17歳でローレシアにお輿入れしていたはずです。
ルークの方も、成人と同時に王太子としての帝王学はすべて修了して、お父さんとじいである宰相さんからのレクチャーを受けつつ、すこしずつ国政にも関与し始めます。
ですから、旅立ちの段階のトリオは、周りの人たちから見れば若者ではあっても立派な大人です。酒場に出入りしても咎められることはありません(法律違反ではありません。念の為に書きます)。当然のことながら、大人としての責任ある行動を求められます。
今回更新のお話の時点では、ルークが21歳、リエナが19歳です。この若い二人がごく普通に夫婦として扱われる(リエナが人妻の髪型――アップスタイルをしていれば、ですが)のも、当然なんですよ。結婚年齢も、ルークはともかく、リエナはむしろ遅いくらいの感覚です。
11.8
『旅路の果てに 第6章 8』アップしました。
この辺りのお話を書くのが楽しくてたまりません。どんどん話が進んでいきますし、何より二人がずーっといちゃいちゃらぶらぶしていますから。
だんだんルークに遠慮がなくなっていっていますね。旅の間に発揮していた鋼の自制心はもう必要ないですし、リエナにとってもいいことじゃないかと思っています。
ということで、小説おしながきのうち、『聖なる夜のちいさな奇跡』の説明文「現在当サイトでいちばん甘くてらぶらぶなお話」の部分を変更しました。甘さも、らぶらぶ度も、前回更新のが多分いちばんではないかと思われます。
10.30
『旅路の果てに 第6章 7』アップしました。
前回更新から3週間以上もあいてしまいました。更新がない間も当サイトに足を運んでくださった方々、申し訳なかったです。ずっと書き続けてはいたものの、なかなかまとまってくれなくて、同時進行で次やらまだ先の分などを書いていました。
以下、ねたばれ有ります。
***
やーっとここまでたどり着きました。二人の再会シーンとともに、自分にとってとても大切なエピソードです。そして、本作品で初のR15シーンでもあります。そのせいもあって、アップする時、いつも以上にものすごく緊張しました。
このシーンの流れ自体は最初の妄想から変更していない(ラストのリエナの髪型のエピソードだけは今回新たにくっつけましたが)にもかかわらず、翌朝のシーンのルークの反応はだいぶ変わっています。ちなみに、最初のはもっと余裕をかましていた、次はリエナと二人で照れまくる、でしたが、なんか納得いかなくて妄想を繰り返した結果、自然にアップしたように落ち着きました。ルークが朝日の中で…といきなり考え始めたのには驚きましたが(笑)
次回更新分はかなり進んでいるので、早ければ1週間から10日くらいでアップできたらいいなあと考えています。
10.10
最近、めっきりひとりごとで語ることがなくなってますね。連載の続きもちょっと詰まっております。大好きなサイトさんで素敵な作品を読んだりしてテンションは上がりつつあるのですが、次回の内容が内容だけに、なかなか文章が降りてきてくれません。
もちろん第一稿はありますし、今までも何度も何度も何度も書き直しているのですが、うまくまとまらないので、妄想だけはしつつ待っている状況です。まだしばらくかかると思いますので、息抜きに設定語りでもしてみることにいたします。
テーマはアーサーの戦闘スタイル、特に魔法の詠唱についてです。最近、彼の出番が少ないのでここで語りますねー。
ずいぶん前に、アーサーは剣と魔法をまったく同等に扱える魔法戦士と書きました。実際そうなんですけど、先日ある方とお話させていただいた時に、そういえばアーサーの詠唱シーンを書いたことがないのに気づきました。
もともと当サイトの作品では戦闘シーンが非常に少ないです。(あ、前回更新ではありました!)リエナは呪文を発動する時には必ず詠唱していますが、これはアーサーも同じです。
管理人の勝手なイメージとして、魔法使い(魔法戦士含む)が呪文を発動する時には、詠唱に集中してある程度の声をあげるっていうのがあります。
リエナがまさにこのパターンで、魔道士の杖を両手で持って自分の前に掲げ、決して大きくはないけれど、はっきりと通る声で詠唱を行います。
それに対し、アーサーの詠唱スタイルはちょっと独特で、非常に静かなんですよ。剣で攻撃しながら同時に魔法を詠唱しているケースがとても多いんです。そのせいか、呪文を唱えていることが、傍から見てるとほとんどわからないくらい静かです。
詠唱の最後も文章で書くなら「べギラマ!」ではなく「……べギラマ」でしょうか。
敵に向かって剣を振るい、敵の行動が一瞬止まったり遅れたりしたところに、魔法(主にギラとべギラマ)を叩き込むことが多いですね。仮に敵が剣の攻撃を避けたとしても(もっともこれもアーサーの作戦のうちというケースがほとんどですが)そこへ防御の体勢を取る間もなく、閃光がつっぱしってきて最後には炎が上がります。敵からしたら、剣を避けたのに、いつの間に魔法を!?と驚いていると思います。
これがザラキだと、ただそこに立っている、一見隙だらけに見えるのに、いきなり「……ザラキ」と飛んできますから、怖いかも……。隙だらけに見せるのも、やっぱり作戦のうちですね。
一方、剣の方は無駄な動きがなくて、非常にかろやかです。ダンスの名手であるせいか、身のこなしもとても綺麗ですね。彼の愛用の剣は、最初はレイピア(SFC版パッケージイラストの細身の剣です)最終的にははやぶさの剣で、一撃の威力よりも手数が優先、敵の隙をついての的確な攻撃を得意とします。
力はあまり強くないような印象を受けますが、きちんと鍛えているので、普通のそこらにいる男よりは力があります。恋人をお姫様抱っこするくらいは、軽々ですよ。ルークの馬鹿力っぷりが突出しているから、やつと比べるのはアーサーが気の毒というものです。
アーサーは変幻自在の人です。空気を読むことが得意で、相手に合わせて瞬時に一番適切な対応ができます。戦闘スタイルにもその特徴が表れているのかな、と思いました。
ちなみに、管理人はギラ系の呪文は「閃光」です。SFC版ガイドブックが「閃光」なので、それに準じています。アーサーが放つギラのイメージは、彼の左手のひらから細い閃光が数本、敵に向かって放たれ、対象にぶつかった瞬間に炎が上がる感じです。べギラマだと、ギラよりも閃光がもう少し太くて本数もずっと多く、途中から敵グループの数に応じて閃光が分かれていき、上がる炎もずっと大きくなります。
久しぶりに書いたら、けっこう長いですね。ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
10.4
『旅路の果てに 第6章 6』アップしました。
今回のお話、前半部分は前話よりも更にらぶらぶ度がアップした気がします。やっぱりこういうシーンを書くのがいちばん楽しいです。
2013.9.26
『旅路の果てに 第6章 5』アップしました。
まだまだ予断を許さない状況の二人ですが、らぶらぶなシーンを書くのはとても楽しいです。オフが落ち着いてきたので、できるうちに書き進めたいと思います。
9.16
『旅路の果てに 第6章 4』アップしました。
ご無沙汰しております。一月半振りの更新です。8月に一ヶ月間のブランクがあったせいか、書く感覚を取り戻すのにしばらく時間がかかっていました。
次回更新分より、ルークとリエナのシーンが中心となります。
8.17
管理人からお知らせです。
明日より今月一杯、パソコンにさわれなくなります。サイトの更新とサイト宛てメールのお返事ができなくなります。
なお、管理人に何か御用の方は、はじめましてに記載のメールアドレス宛にご連絡ください。9月に入ってからになりますが、お返事させていただきます。
よろしくお願いいたします。
***
さて、連載の続きの方ですが…。予想通り、進んでいません。今ちょっと落ち着いて書ける状況にないので、次回更新は来月になります。気長にお待ちいただけたら幸いです。
8.5
今日はハーゴンの日ですね。ということで、当サイトの大神官ハーゴンの設定についてすこし語ります。
今のところ、まったく出番のない当サイトのハーゴンですが、設定自体はかなり固まっています。いつか、原作沿いの旅の話も書きたいと思っていますが、そこではたくさん出番がある予定です。
どん引き間違いなしの設定もありますので、何でもウェルカム!な方だけ、よろしくお願いいたします。
***
まず、『ハーゴン』という名は、固有名詞ではありません。精霊ルビスを信仰する正当派の教団に対し、破壊神を崇める一派の代表が『ハーゴン』の名を襲名していきます。そして、『ハーゴン』である証として、いかずちの杖を受け継ぎます。ちなみに、リエナがいかずちの杖を使うことはありません。彼女は、最初から最後まで、普通の魔道士の杖です。
そして、当サイトのハーゴンは女性です。ハーゴンが何故女性なのかについては、きちんとした理由があります。
ハーゴンらの最終目標は、破壊神シドーを召喚すること。そのために、日々祈りと破壊神復活のために必要な贄――具体的には、信者の『魔力』――を捧げ続けています。
代々のハーゴンはかなり短命です。理由は、破壊神復活のために魔力を捧げるため。自らの生命が終わりに近づいた当代のハーゴンは、配下の信者の中から強大な魔力を持ち、かつ信者を取りまとめる能力を持つ者を次代のハーゴンに指名します。
数多い邪神の信者のうち、魔力の高い者ほど高位になれる(ハーゴンを除けば、最高位は悪魔神官)のですが、ハーゴンと同じ理由で短命の傾向にあります。
さて、ムーンブルクが襲われた時のハーゴンが、ここで書いている女性のハーゴンです。銀髪ロングヘアの妙齢の美女で、歴代のハーゴンの中でも、ずば抜けた魔力の持ち主でした。彼女が教団に入ったのはまだ幼いころでしたが、入団当初から才能を買われていました。非常に強大な魔力を持つばかりか、類稀な美しい女性であったこともあり、教団内での地位もどんどん上がっていきます。
ハーゴンの魔力が強かったこと、その他にもいくつかの条件が揃ったことで、本格的にシドー復活の儀式への準備が始まります。その条件の一つが、破壊神の花嫁という名の生贄――ムーンブルクの王女であるリエナです――が見つかったこと。リエナを拉致するために、ムーンブルクは襲われました。
管理人の頭の中には、今連載中の長編、原作沿いの旅のお話、もう一つのエンディング後のお話、他にもたくさんのお話があるのですが、どこまで書き切れるか正直わかりません。細く長くになるとは思いますが、一つでも多く作品化できればいいなーと考えています。
8.1
『旅路の果てに 第6章 3』アップしました。
できれば7月中にアップする予定が、間に合いませんでしたー。それでも、何とか形になってくれてよかったです。これもずいぶん長くなりました。二人が出奔後のローレシア・ムーンブルクの騒動の様子は各一話ずつの予定だったのに、あともう一話必要になっています。8月中の更新はできるかどうかわかりませんが、そこが終われば自分も楽しい展開に入っていくので、またがんばります!
7.25
今、You tubeでドラクエ音楽を聞きながらこれを書いています。いろいろな楽器で演奏された動画がたくさんアップされていますが、どれもこれも素晴らしいですね…!
エレキギターがものすごーくかっこいい! 実際のゲーム音源とはまったく違う音なのにイメージそのままで、プレイ画面が頭に浮かびます! 他にも、思わず楽しくなってしまうグループや、圧巻のピアノメドレー! 時間を忘れて聞きいってしまいます。
管理人が好きな曲は、2では『序曲』『遥かなる旅路』『王城』『この道わが旅』などなど。2以外ですと、4のモンバーバラ姉妹の戦闘曲がとても印象に残っています。
いつか、すぎやま先生のドラクエコンサートに行ってみたい…! 一昨年、もしかしたら行けるかもーと期待していたのに、ものの見事に駄目になってしまいました。ドラクエ展も行けませんでしたし、同人誌即売会などのイベントもまず参加できないのはつらいのですが、こうやってサイトを運営したりして自分のできる範囲で楽しんでいきたいと思っています。
7.20
『旅路の果てに 第6章 2』アップしました。
できれば今月中にもう一話進めたいのですが、どうかな…? 来月は更新できるかどうかわからないので、なるべくアップできるようにがんばります。
***
さて、つい最近、大好きなサイトさんで面白い記事を読みました。「ちびメーカー」というもので、自分でちびキャラをつくることができるんです。そのサイトさんのキャラがとっても可愛かったので、自分でもやってみました。トリオの三人と、ルディア(アーサーの妹)、コレット(アーサーの奥さん)の五人です。それぞれ、いつもの服ではなく、王族らしい恰好をさせてみました。
結果は、ロレムンの二人は微妙…でしたが、他のサマルトリアの三人はかなりいい感じでした。特に、アーサーはいかにも王子!という雰囲気にできてうれしかったですー。
管理人は絵を描けないので、たまにはこういうのもいいかも。また機会があったら、ロレムン二人はリベンジしてみたいと思います。
7.12
『薫風』アップしました。
6月6日のロレムン同盟さまの絵チャットで、また蛍さまに素晴らしいイラストを描いていただきました!
それにつけさせていただいた小話です。
幸せそうに寄り添うルークとリエナの様子に、描いていただいている間じゅう管理人はにやけが止まりませんでした〜。ほんのり頬を染めるリエナと、ルークが彼女をうれしそうに見つめている表情がたまりません。
管理人がイラストを眺めていると、初夏の爽やかな風を感じたんです。そこからテーマはタイトル通りの『薫風』になりました。イラストを眺めつつお話を描いている間、あまりの二人のらぶらぶっぷりにあてられ続けていました。ということで、裏テーマは『世界は二人のために』です。
ひさしぶりにこれでもかー!というほどのらぶらぶなお話を書けて、すごく楽しかったです。ロレムンデー当日には記念日作品をアップできなかったんですけど、この作品を書くことで、自分もお祝いできてよかったです。
素晴らしいイラストを描いてくださった蛍さま、ロレムン同盟管理人の片瀬銀牙さまに心からの感謝を捧げます!
7.5
昨日アップした『第6章 1』について語ります。
ねたばれ満載なので、その旨ご了承くださいね。
***
やっと再会できましたー!
今回の更新分、3年以上に亘って何度も何度も加筆修正を繰り返しました。全体の流れそのものはまったく変わっていないんですが、二人の会話の内容はかなり変化しました。
最初のころはもっと激情に流されて……みたいな雰囲気だったのに、できあがってみたら、予想以上にルークがどっしり構えていて驚きました。リエナにとっては思ってもみない出来事でも、やつにとっては考え抜いた末に出した結論ですから、当たり前のことなのかもしれませんね。
連載初めてちょうど2年、物語内の時間も2年経っています。偶然の結果なんですけど、ちょっと不思議な気もします。
さて、関連してひとつお知らせです。
しばらく前にアップした『たっぷり字書きさんバトン』の回答を一ヶ所変更しています。変更箇所は
●創作の仕方について
・小説の書き方を教えてください。例:登場人物を決める、プロットを組む、書きたいシーンから書くなど自由に
今連載中の長編は、3日で一気に最初からほぼ最後まで(ラストシーンだけは後から決まりましたが)できました。の部分で
『最初から』ではなく『あるエピソードから』
が正しかったんです。で、このあるエピソードというのが、今回ルークがやらかしたすべてを捨ててリエナと二人で出奔というものです。
これについて、もう少し語りますね。
管理人がこのお話を思いついたのは、3年半以上前のことです。ちょうど、新型インフルエンザが猛威をふるい始めたころで、管理人も罹患してしまいました。幸いあまりひどい症状ではなかったものの、熱を出して3日ほど寝込んでおりました。その間にできたお話です。
熱でうなっていたせいか、あまり記憶が定かではないんですけど、とにかく管理人の脳内でいきなりルークがリエナをかっさらって駆け落ちしてしまいました。びっくりです。続けてどんどん妄想が湧いて来て、終盤まであっという間にストーリーが決まったんです。ただ、終盤の展開は自分が納得できる結末ではなかったので変わりました。
インフルが治ってから、ルークが何故こんなことをしたのか、かなり長いこと考えて疑問が解けました。その答えが、これまで2年かけて連載してきたお話全部です。長ーーい、理由ですよね。ちなみに文字数にして約172,000字。単純計算で、原稿用紙430枚ぶんあります。もうひとつちなみに、このエピソードまで第一稿が約68,000字です。これにはメモ書きや同じシーンを二つ書き比べたものなども含みますから、たぶん3倍近いですね。どんだけ加筆したんだ!と自分で驚きました。
そして、この『ルークが何故リエナをかっさらったのか』の理由を文章に起こしてみたことが、小説を書くきっかけになりました。
自分でもいい加減長い!とは思いますが、この『旅路の果てに』はこれからが本番です。まーだまーだエピソードもたくさんありますし、重要なポジションのオリキャラも登場します。終盤にはアーサーも絶対に彼しかできない役割を果たしてくれます。
これからも、気長におつきあいくださったらうれしいです。
7.4
『旅路の果てに 第6章 1』アップしました。
やっと書き上がりました。正直、細かい部分では自分でも完全に満足のいくものではないんですが、これ以上手を入れるとかえってよくない気がしましたので、思い切ってアップです。
近々、この更新分についてがっつり語りたいと思います。
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当サイト3周年のお祝い&ご感想メールをくださった方々、本当にありがとうございました!うれしかったですー!すべてお返事させていただいておりますので、お手空きの時にご確認くださいませ。
6.30
『旅路の果てに 第5章−14』アップしました。
短いですが、自分にとって大切なシーンです。これも最初はほんの3行ほどのごく短い文章に加筆したものです。
今月は前半は全然でしたが後半で4話進められたので、まあ更新強化月間と言えたかも?ですね。7月は多少余裕がありそうですし、8月はほどんど更新できなさそうなので、来月もまたがんばりますー!
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当サイトは本日で開設3周年を迎えました。細々ながらもこうして続けてこられたのは、ひとえに当サイトに足を運び、作品を読んでくださるみなさまのおかげです。連載も続きますし、他にも書きたいものはまだまだあります。あらためて、これからもよろしくお願いいたします!
6.25
『旅路の果てに 第5章−13』アップしました。
書くのがとても疲れるエピソードでした。
できたら今月中にもう一話くらいアップできたらいいなと思っています。
6.19
ひさしぶりに設定語り&作品裏話など。昨日アップした『5章 12』のねたばれっぽい内容ですのでよろしくお願いしますー。
テーマはルークの剣についてです。今回ルークが持ち出そうとしている剣は、13歳のときに騎士団に見習いとして入団するときに、お父さんから賜ったものと書きました。ルークがこういう剣を持っていたという設定は、管理人が世界観設定を考え始めたころには既に決まっていました。
それにもかかわらず、第一稿では全然違っていまして、ルークは『気は引けるが、騎士団の武器庫から調達するしかないか』と考えて、「適当な口実を作って武器庫に入り、剣と盾を物色する。あらかじめ気に入った鋼鉄の大剣と盾を選んでおき、夜間に忍び込んで手に入れた」のでした。
今回『5章 12』を加筆修正するまでこのまま行く予定でしたが、書き始めてみたら、自然に昔の剣が登場しました。管理人自身、そうそう、これがあるじゃん!なんで今まで思いつかなかった?って感じです。ただ、王家の紋章入りの大剣と同じ鍛冶職人作だとか、ロトの剣を手に入れるまで使い続けたというのは、今回書いているうちに自然に決まった設定です。
ちなみに、剣のイメージはSFC版パッケージイラストのローレが持っている物と同じです。これも、今回「あー、あれがそうか」と気がつきました。
『5章 12』で初めてちょこっと触れただけで、これまでアップしてきたお話には出てきていないのですが、ルークは最初の旅立ちのときにもこの剣を持っています。鋼鉄の大剣、しかも見た目地味だけど切れ味抜群の逸品なので、原作とはだいぶ違っていますね。
原作ゲームではみなさまよくご存じの、銅の剣ですね。おまけに軍資金が50ゴールドと、とても一国の王子の旅立ちとは思えないことから、さまざまな解釈ができると思います。他のサイトさんでも、いろいろな理由をつけていらっしゃって、読み比べるのがとても面白いです。
いっとき、管理人も何か理由をつけてみようと思いました。うちのサイトのお話の場合、最初の旅立ち=ハーゴン討伐の旅、ではないので(その辺の事情は『自覚』『ローレシアへ』『戒め』で簡単ですが書いてます)最初のローレシア → ムーンペタ → ローレシアまでの間だけ、地味な鋼鉄の大剣、ハーゴン討伐のときには銅の剣にしようかな、理由はリエナがごく普通の魔道士の杖だから、それに合わせて…みたいな感じで考えたこともあります。
ですが、『5章 12』を書いてみて、ルークの剣は、地味な大剣 → ロトの剣 → 稲妻の剣で、決定しそうです。
いつの事やら見当もつきませんが、またこのお話も書きたいです。
6.18
『旅路の果てに 第5章−12』アップしました。
前回更新分、書けていなかった分の残りです。思ったより長くなりました。ようやく更新強化月間らしくなってきた気がします。次回分はほとんど書けていて、最終推敲と更新作業が残っているくらいなので、来週にはアップできると思います。
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さて、15日にロレムン同盟さまの絵チャにおじゃまして来ました!
いつも通り、とても楽しい時間を過ごすことができました。絵チャでお話しているときに、ムーンちゃんとお花の話題が出ました。みなさまとお話しつつ、うちのリエナにはどんなお花が似合うかなあと考えていました。
個人的に、リエナには白い花がいいです。彼女の魂の色は薄紅(うすくれない)と設定していますが、いちばん似合う色は白だと思っています。ローブも白ですしね。そこで、ネットで白い花の画像検索をしてみたりしたんですが、今はまだ、これ!というのが見つかりません。
絵チャで同時に花言葉の話題も出ましたので、その辺りも含めてリエナの花を決められたらいいなあと考えています。
6.13
『旅路の果てに 第5章−11』アップしました。
やっと書き上がりました。本当はもっと長かったんですけど、1ページにおさめるには長すぎるので分割しました。今回更新分は、三分の二くらいです。残りはまだ書けていませんので、とりあえず書けた分だけ先に更新します。
今まででいちばん書くのに手間取ったかもしれません。第一稿に加筆修正し過ぎて文章がとっちらかってしまって、だんだん自分でもわけがわからなくなっていました。言い回しなど、文章がくどいなあと思うところが多いんですが、これが今の管理人の精一杯です。それでも、書きたいことは全部書けたので、自分としては満足しています。
6.10
ロトの日、おめでとうございます!
お祝いを叫びたくて、これ書きにきました。今月は更新強化月間と言いつつ、まだ一回も更新できていなくて申し訳ないです。今、続きを書いています。『次の次』じゃなくて、やっと『次』に手をつけ始めました。第一稿をもとに、ひたすら思いつく文章を書いているんですが、正直うまくまとめるのは、難しいです。でも、できれば今週中に更新したいので、がんばりますね。
そうそう、ついさっき不思議なことがありました。文章を書いているうちに突然、長年どう解決させようか悩んでいたことの答えがひょっこり浮かびました。慌てて第一稿にメモしてきましたが、こんなことってあるんだ…と管理人自身驚いています。
この悩みと答えは、まだずっと先、ほとんどラストに近い部分で出てきます。実際に書く時には多少修正入るかもしれませんけど、解決したのがうれしかったですね。
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さて、6日のロレムンデーにロレムン同盟絵チャに参加してきました! やっぱり楽しくて楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきました。また15日にもありますから、参加する予定にしています。
今年は去年以上に、たくさんの素晴らしいロレムンイラストを拝見出来て、管理人はうれしくてたまりません。自分が今年何も記念日作品をアップできなかったので、来年こそは何か書ければいいなあ、と今から願っております。
6.6
ハッピー・ロレムンデー!
これを書くしばらく前、たくさん素敵なロレムンイラストを堪能して来ましたー。もうもう、にやけが止まらず、困ってしまいます。
さて、当サイトですが、今日は何もありません。申し訳ありません。前回のひとりごとで、予定なし、と書きました。変更無しでございます。
正直、素敵なロレムンイラストに触発されて、何か書きたい!!!と思いました。でも、今あたまが連載の方にどっぷりつかっておりまして、らぶらぶモードになっておりません。ということで、つい今まで、連載の続きを書いていました。これ書き終わったら、また続きに戻ります。ただ、今書いているのが、次回の分ではなくて、「次の次」と「次の次の次」だったりするので、次回更新はもうしばらくかかります。でも、今月を更新強化月間にしたい気持ちは変わっておりませんので、なるべく進めていきますね。
いつも当サイトに足を運んでくださるみなさま、本当にありがとうございます!
今夜10時より、ロレムン同盟さまで絵チャがあります。管理人はおしゃべりのみで参加させていただく予定です。楽しみ!!!
5.28
『旅路の果てに 第5章−10』アップしました。
今回はわりと早く更新できました。いつもこれくらいでできるといいんですけどね。ものすごく遅筆の管理人ですので、なかなかそうは問屋が卸さないとは思いますが、これからも気長におつきあいいただけましたらうれしいです。
さて、ロレムンデーも近づいてきました。当サイトは今年はとくに何も予定していません。ただ6月は、ロレムンデーのほか、ロト様デー(6月10日)もありますし、記念日作品は書けそうにありませんが、その分、今の連載の続きをできるだけ進めたいなーと思っています。
個人的にも、当サイトが3周年を迎えますし、ロレムン同盟さまの絵チャットも2回開催されますから、更新強化(?)月間にできればいいなあ、と希望だけしておくことにします。
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毎度遅ればせではございますが、DQ27周年おめでとうございます!!!
それにしても、月日の流れるのは早いものですね。ついこのあいだ、25周年だと浮かれておりましたのに。自分の大好きなゲームでささやかなサイトを続けられ、拙い作品を読んでいただけたり、同じくDQを愛する方々と交流できるのは本当に幸せなことだと思っています。
5.17
『旅路の果てに 第5章−9』アップしました。
前回のお話から2ヶ月半近くもあいてしまいましたー。ちょこっとずつ書き進めてきましたが、ようやくアップできてほっとしています。ずっとオフが多忙でしたが、そろそろ落ち着きつつある(と信じたい)ので、次回はもう少し早く更新できるといいのですが。
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さて、更新が止まっている間も、管理人個人としてはたっぷりロレムン充させていただいておりました。ロレムン同盟さまのチャットに参加したり、たくさんの絵師様の素晴らしい作品を拝見したりです。
しばらく前、大好きなサイトの管理人様が、うちのロレムン&トリオのそれはそれは素敵なイラストを描いてくださったんですよー! そちらの管理人様もご自分の日記で書かれましたので、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。あまりにうれしくて、浮かれて小話をつけて贈らせていただいたりもしました。当サイトに飾らせていただきたい…!!!のですが、当サイトは管理人の個人的な事情で現在縮小運営中です。というわけで、以前にありました頂きものコーナーを撤去しております。
いつの日か、縮小を解除できるようになりましたら、どどーんと飾らせていただきたいと思っています。
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