オリジナルキャラクターについて
<はじめに>
当サイトでは、大勢のオリキャラが登場します。
今後も、作品が増えるに従い、オリキャラも増えていきます。ですので、その点を許容できる方のみ、当サイトのお話を楽しんでいただければ幸いです。
<何故オリキャラがたくさん必要なのか>
当サイトのオリキャラ、純粋に人数だけを数えれば、原作キャラよりもずっと多くなりました。
ここまで多くなった理由は、一言で言えば、『原作ゲームで描かれていない部分の創作においては必要不可欠』だからです。
特に、ムーンブルク関連の人物が多いです。
原作ゲームでムーンブルクは、ムーンブルクの王女以外の生存者は、ムーンペタにいる兵士一人だけ。ですが、管理人の設定ではムーンブルクは広大な領地を持ち、各地を領主がそれぞれ治めています(詳しくは世界観設定をご覧ください)。
ハーゴンによるムーンブルク襲撃で壊滅したのは、ムーンブルク城と城下町です。ムーンペタ(ムーンブルク第二の都市と設定)をはじめとする、他の町などは遠隔地ですから無傷で残りました。そのため、襲撃当時、城にいた王族は、王女以外はすべて亡くなりましたが、大貴族の当主などの重臣はある程度生存しています。
ムーンブルク復興は大事業です。到底、王女一人で(もしくはロレムンでしたらローレシアの王子の力を借りたとしても)成し遂げることはできません。やはり生き残った彼らの力を借りることになります。ですので、復興の様子を書こうと思うと、オリキャラに登場してもらわないといけなくなってくるわけです。
この事例に限らず、そういう妄想を繰り返しているうちに、管理人の脳内には、大勢のキャラたちが居るようになっていきました。
では、今後、もし原作沿いの長編を書くとしたら、原作キャラだけなのかというと、やっぱりオリキャラが居ます。
特に、ハーゴンの周辺は外せません。
理由は、管理人のDQ2の最大の疑問点『ハーゴンは何故ムーンブルクを襲撃したのか、魔法大国であるムーンブルクは何故負けたのか』の答えが出せなくなってしまうからです。
他にも、ハーゴンの生い立ちに絡む人々などの原作で語られていない部分や、ムーンブルク襲撃などの原作にはあるけれど、想像の余地が非常に多いシーンを自分で妄想していくと、どうしても避けられませんでした。
もちろん、オリキャラは絶対になし!という方もいらっしゃると思いますし、それを否定するつもりはありません。それぞれ、好きなように妄想できるのがDQ2の良いところだと思っています。個人的には、まったくオリキャラなしで長編か原作沿いの作品を書き(描き)あげられる方は、尊敬しています。
ですので、管理人は腹を括っております。設定も捏造多数、オリキャラも大勢。公開する場所も自分のサイトですので、好き放題にさせていただくことに決めました。
これでもいいよ!という寛容な方に、すこしでも楽しんでいただけたらこれに勝る喜びはありません。
<オリキャラに関して、自分に課しているルール>
腹を括ったとはいえ、無駄にキャラを登場させるつもりはありません。自分なりにルールがあります。
*原作を尊重する。
当然のことですが、最初にあげておきます。
どんなに設定を捏造してもオリキャラが多くても、オリジナルでやれよというレベルの創作であっても、管理人が書いているのは『DQ2の二次創作小説』です。
あくまで、原作ゲームの設定をお借りしている立場です。
原作の素晴らしい世界をベースに自分なりの解釈をし、世界観を構築して描かれていない部分を妄想で補う、それを文章化するというスタンスだけは、今後も絶対に変えてはいけないと自分を戒めています。
どれだけオリキャラが増えようと、主人公はルーク、アーサー、リエナの三人であることは揺らぎません。
同様に、話の舞台が原作にない場所に移っていても、根底にはローレシア、サマルトリア、ムーンブルクの三国が主軸であることも揺らぎません。
話の都合で、どうしても原作の地名を出さない方がいいと判断した場合のみ、町や村を捏造しています。原作には存在しない場所を話の舞台にしたいが、地名が必要ない場合もあります。その場合はただある町や村とだけ書くようにしています。
*なるべく原作に登場するキャラを活かす。
登場するけれど、ほぼ設定のないキャラ、例えば、王様の隣にいる大臣。ローレシア城の「せつのうございます」の女の子、ロンダルキアの祠にいる神父と修道女など、トリオと深く関わりそうなキャラたちがたくさんいますよね。
彼らに様々な設定を考えることは、世界観全体、更にはローレ、サマル、ムーンちゃんのキャラを考えることにも繋がるのではないかと、考えています。
ですので、彼らに細かな設定をつけることには躊躇していません。
一例をあげると、当サイトのローレシアの大臣さんは、宰相バイロン。先代ローレシア王から国王の右腕として活躍する、ローレシア人としては比較的小柄な、白髪白髯の矍鑠たるご老人です。ルークにとっても生まれた時から口うるさくもあたたかく接してきた「じいや」でもあります。
*オリキャラは必要不可欠な人数だけ
これだけ登場させておいて、何を今更と思われるでしょうが、いなくていいオリキャラは一人も登場させていないつもりです。
連載中の『旅路の果てに』でも、トランの村で明確にキャラづけしているのは、ジェイク、エイミ、ラビばあさんの三人(あと一人か二人だけ増えるかもですが)だけです。
他にも大勢村人いますが、必要がないので描いていません。
とりとめもなく書きましたが、オリキャラについては管理人がこんなふうに考えていると書いておくのもよろしかろうと思って、まとめてみました。
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