昔のひとりごと
2011年3月
3.29
ご無沙汰しております。
更新はまだ止まったままですが、このひとりごとの方も何も無いのは、わたしが寂しいので、ちょっとだけ設定語りさせていただきます。
テーマはルークの口調について、です。
ルークは王族ですから、相手の身分や立場によって、様々な口調を使い分けています。今回これを書くにあたって、管理人が数えてみましたら、大きく分けて四種類ありました。
1.自分より身分が上の人物。
両親や、他国の国王など。
2.自分と身分が同等。もしくはやや下だけれど、敬意を表する必要のある人物。
他国の王族、重臣、上級貴族の中でも、自分より年長の人など。
3.目下の人物。
召使いなど。
4.ごく親しい人物など。
王族では、アーサーとリエナのみ。それ以外に、旅の間はずっとこれでした。
一人称は、1−3までが「私(わたし)」4が「俺」になります。
今公開している当サイトのお話では、ほとんどが4ですが、実際に話す機会が多いのは、圧倒的に1−3です。
この4は、全然王子様らしからぬ口調です。ルークがこんな口調で話すきっかけになったのは、騎士団で見習い騎士として在団していたこと。ローレシアは、騎士の国だけあって、騎士団もかなり荒っぽいんです。ルークも入団当時は「私」だったはずなのに、いつの間にか、周りに影響されて「俺」も使い始めました。この時、ルーク13歳。すこし「悪ぶってみたい」お年頃だったのかもしれません。
ただ、本人のもともとの性格には合っていたらしく、ルークはこの口調で話す時が、いちばん自分らしいと思っています。でも、ふだんこんな口調で話したら大変なことになりますから、ごく親しい友人(アーサーとリエナの亡き兄ユリウス)の前だけで使っていました。
その後、ハーゴン討伐の旅に出て、リエナに対してもこの口調で話すようになりました。旅の間は本来の身分を隠していますから、こちらの方が自然ですし、やっぱり、だんだんと地が出てきたのではないでしょうか。
***
更新が止まっているにもかかわらず、当サイトへ足を運んでくださって、申し訳なかったです……。でも、とってもうれしかったです!
その間にも拍手ぱちぱち、ありがとうございました!
まだ、なかなかゆっくりとPC前で座る時間が取れないのですが、すこしずつお話も書き始めています。復活しましたら、また更新がんばりますー!
3.20
管理人よりお知らせです。
オフの事情により、更新をしばらく停止いたします。今のところ、復帰は4月中旬頃になる予定です。なお、ネット落ちはしませんので、何かありましたら、拍手コメント又はメールでお気軽にご連絡くださいませ。
お礼が遅くなりましたが、更新が止まっている間にも、拍手をありがとうございました!
拍手もコメントも、本当に励みになっています。復帰しましたら、更新がんばりますので、またよろしくお願いいたします!
3.12
昨日の地震でお見舞いコメントをくださった方、本当にありがとうございました。拍手お返事もさせていただいております。
管理人の住んでいる地域では、多少揺れを感じた程度で被害もまったくなく、いつもと同じ日常生活を送ることができています。
大変な状況の方が数多くいらっしゃると思います。みなさまが一日も早く元の生活を取り戻すことができますよう、心よりお祈り申し上げます。
3.6
『菫色の涙』アップしました。
ごく短い、リエナ視点でのお話、というか彼女の想いを綴ってみた作品です。
3.4
4000HITありがとうございました〜!
当サイトに来てくださるお客様みなさまに、心から感謝しています!
さて、先日アップした『驟雨』三篇について、ちょっと補足、というか裏話など。
アップしたときにも書きましたが、このお話の原型を書いたのはかれこれ1年以上前です。最初に書いた時には、まだ旅の途中のどこの辺りの話なのか、自分でもよくわかっていなくて、漠然と旅も終盤に差しかかかってきたところだなー、とだけ感じていました。
完成した物を読み返して、やっと場所がわかりました。ベラヌールの旅の扉を通ってロンダルキア南のほこらを出てから、ロンダルキアへの洞窟の入り口までの間です。あの盆地のようにぐるっと岩山に囲まれているところのどこかに、お話の舞台となったちいさな洞穴があったらしいのです。初夏なのに寒かったのは、ロンダルキアに近いせいだったのかもしれません。
管理人の場合、こんなふうに「後から気づく」ということがよくあります。これは『驟雨』の舞台だけでなく、細かい設定や、キャラがあるシーンで何を感じていたのか、でも同じです。全部、自分の脳内妄想のことなのに、ちょっと不思議に感じています。
さて、もう少しで彼らの旅も終わりそうですが、当初の予定よりもかなり話数が増えています。ひとりごとで12月6日に『Tea break』をアップした時、あと数作で旅のエピソードがお終いと書いていましたが、まだあと何作かは書きたいけれど、まだ途中とか、手つかずのお話が残っています。
途中でまったく予定のなかった、クリスマス・お正月・バレンタイン企画の作品をアップしたのも理由ですが、お話を書いているとついつい、あ、次にはこれを書きたい!になってしまうからでしょうか。
その他にも、いったん旅のエピソードが一段落したところで、以前からやりたいと思っているものもアップしておきたいです。
というわけで、エンディング後の長編連載開始は、まだすこし先になりそうです。
これからも、気長におつきあいいただければうれしいです!
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