昔のひとりごと
2011年5月−1
5.14
『旅の終わり 第2章 決意』アップしました。
このお話、書き始めたのは昨年の秋です。最初は、前半シーンだけで一本の短編にするつもりで書き始めたものの、うまくいかずに長い間そのままになっていました。また、旅のエピソードに入れるか、原作沿いに入れるかでも悩みましたが、『旅の終わり』で、原作のエンディングでトリオが世界を回っていくシーンを書くことにしたので、ここのほうがおさまりがいいだろうと、今回の作品に入れることにしたものです。
書くのはいつもどおり楽しかったのですが、ものすごく難しくもありました。すこしでも、原作ゲームの雰囲気が出ていたらいいな、と思っています。
後半は完全に捏造ネタです。ずっと以前にちょろっと登場したオリキャラが再び登場しています。
5.13
DQ1・2・3がまとめてWiiに移植されるというニュースを読んで、浮かれている管理人です。
実は管理人、3が未プレイなんです。2の二次やってる人間にあるまじきことだと自分でも思っているんですが、やってない理由は、単に巡り合わせが悪かったからです。
最初にドラクエにはまった時には、SFC全盛期で、すでにFCハードが手に入らず、1・2をクリアした後、次にプレイしたドラクエは5でした。その後、3がSFCに移植されたころは、ゲームから離れていた時期だったんです。
2は、サイト開設前に、一度は手放していたSFCのハードとソフトとガイドブックを、もう一度買い直して、再プレイできました。今ちょうどSFC版3の状態のいいソフトを探していたところでしたが、これで念願かなって、ご先祖様に会いに行けます。うれしい…!
早速、Wiiを買いに行かなくてはいけません。少々事情があって、発売後すぐにソフトは手に入れられないのですけれど、特典もあるそうですし、今からすごーく楽しみです!
***
浮かれついでに、語ります。自分語り&オリキャラの話題が多くなると思いますので、それでも大丈夫、という方はどうぞー!
今更ですが、管理人は、ロレムンが好きで好きで好きで好きで、どうしようもなく、好きです。再燃したころ、素敵なサイトさんをまわって、素敵な作品を拝見して喜んでいるうちに、いつの間にやら、自分でも創作するようになりました。そして、いろいろと妄想を膨らませているうちに、彼らを取り巻く人々が、管理人の脳内に現れはじめました。
原作でも登場する人物(ロト三国の王様達とか)も、原作ではほとんど個性らしきものはありませんから、容姿や性格やを決めるのがものすごく楽しいんです。お話にはほとんど出していませんが、王様それぞれにも、体格や髪や瞳の色、フルネームなど、自分設定があります。ただ、管理人の場合、自分で考えて決める、というよりも、おのずと決まってくるパターンが多いです。
オリキャラですと、もっとやりたい放題かもしれません。例えば、ロト三国の王妃様達。彼女達も、王様同様、詳細設定があります。
例をあげると、リエナのお母さんである、ムーンブルク王妃様。実はこの人、設定はすぐ詳細に決まったものの、管理人の脳内には、全然姿を現してくれませんでした。なんでかなーと理由を考えて、リエナを出産後、体調を崩して、彼女が幼い時に亡くなった、ということで納得できたので、こういう設定になりました。
それが先日、いただきもののリエナのイラストに何か文章を添えてアップしたいと、いろいろと妄想した時、初めて登場してくれ、ごく短いですが、お話を書くことができました。リエナが控えめな性格なのは、もしかしたらお母さん譲りかもしれません。
逆に、非常に自己主張の強い人もいます。例を挙げれば、リエナの亡きお兄さんのユリウス。当サイトの作品では、今のところ『春の夜の月』だけに登場するにもかかわらず、やはり詳細な設定ができていて、よく動いてくれるキャラでした。ちなみに彼は、アーサーとタメを張れるだけの美形です。
キャラ達が動き回ったり、ロレムンがらぶらぶしている時、管理人はどうしているかというと、別の世界から、彼らの姿を眺めて喜んでいます。そして、その様子を観察しつつ、うんうん唸って、なんとか文章に綴っているわけです。
彼らの世界を眺めている時は、ちょうど映画を観ているというのが、一番近い気がします。管理人自身は、決して彼らの世界に入り込むことはありません。管理人の作品が三人称ばっかりで、一人称で書けないのは、いつも、彼らの住む世界とは別のところから、彼らの生活を観察しているからじゃないかと、最近気がつきました。
管理人の脳内のお話、まだたくさんあります。できる限り、お話としてアップしていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします〜!
5.10
先日アップした『旅の終わり 第1章 生還』にからんで、設定語りというか、妄想など。第1章のネタバレっぽい部分もありますので、できましたら、お話の後に読んでくださったらうれしいです。
ご承知の通り、ロンダルキアの祠には、男女二人の人物がいます。管理人はそれぞれ「祠守(ほこらもり)」「修道女」と呼んでいます。
見渡す限りの雪原の中、ぽつんと建っているこのロンダルキアの祠。この祠は何故存在するのか、祠守さんと修道女さんの二人は何故、こんな場所で暮らしているのか、このお話を書きつつ、もう一度この辺りをプレイして、妄想を続けていました。そして出した管理人の結論を語ってみたいと思います。
まず最初に、ロンダルキアの祠はどういう存在かを考えてみました。この祠、ハーゴンの神殿を見張るために作られたのではないかと思っています。そして、ここに住む祠守さんは、ハーゴンの動向をまとめ、ルビス教の総本部(この辺りはどういうものなのか、まだ決まっていませんが)に定期報告をするのが役割ではないかと。
ロンダルキアの祠の存在については、ルビス教の重要機密のため、一般人には一切知らされていないのではないでしょうか。ベラヌールで、牢屋に閉じ込められていた荒くれ男さんがいるのは、その存在を吹聴したがため、というわけです。
祠守さんは、ルビス教の司祭(というか、神父さんというか)の誰もがなれるわけではありません。
第一の条件として、とんでもない僻地で、しかも祠からは一歩も外に出ることはできない(たぶん、ハーゴン神殿を見張るための特別な部屋が、祠内にあるんだと思われます)という過酷な状況に耐えられるだけの強靭な精神力と、不測の事態に対応できる豊富な人生経験が求められます。
ここで一つ疑問があります。ふだん祠守さんはどうやって食料品を始めとする生活必需品を調達しているのか。まずは旅の扉を使って、ロンダルキアの祠 → ロンダルキア南の祠 → ベラヌールへ行き、必要な品物を注文し、ベラヌールの神父さん(旅の扉がある牢屋の鍵の扉の前でがんばっている人)に届けてもらうように頼みます。この神父さんも、ロンダルキアの祠の存在を知っている、数少ない人物です。
神父さんは届けられた生活必需品を、旅の扉を使って(この時だけ、牢屋の鍵の先の旅の扉の使用を許可されている)ロンダルキア南の祠にいるご老人(この人も、同じくロンダルキアの祠の秘密を知っている人物)に届け、あとは祠守さんが自分で届く時期をみはからって、南の祠まで受け取りに行くというわけです。
そのため、第二の条件として、ルーラの遣い手であることが求められます。ロンダルキアの祠にある旅の扉は一方通行ですから、祠に戻ってくるためにはルーラが必須です。キメラの翼を使うという手もありますけれど、やはり自力で移動できるに越したことはありませんから。
では祠守さん個人についてなど。
ゲームのドット絵では、結構ごっついおじさんで、管理人の目にはあまり聖職者には見えませんでした。管理人のお話では、このドット絵とは違い、もっと枯れた風情のご老人をイメージしています。
もう既に老境に入り、今までにたくさんの人生経験を積んでいます。過去に家庭を持っていたものの、ある事情で自ら志願してこの祠守となりました。酸いも甘いも噛み分けたご老人で、昔の伝手を使って、定期的に世間のニュースなども仕入れているので、ルークとリエナがそう簡単には結婚できないことは理解しています。ただ、まさか二人が、まだカップルになっていないとは思ってもみません。なにしろ、ルークとリエナは傍目にはらぶらぶの恋人同士にしか見えませんから。
二人が元婚約者であることまで知っているかどうかはわかりませんが、結婚経験を持つ祠守さんは、ルークとリエナが心から愛し合い、また深い絆を築きつつあることがよくわかっています。それにもかかわらず、明らかに前途多難である二人の行く末を憂慮しているのではないでしょうか。
修道女さんについては、背が低くて小太りの、とても気のいい、世話好きでどこか憎めないところもある明るい中年女性をイメージしました。
彼女の境遇はお話にも書きましたが、もともとここに派遣されてきた人ではありません。どこの旅の扉かはわかりませんが、暴走した旅の扉の事故に巻き込まれ、ロンダルキアの祠に飛ばされてしまいました。普段は一方通行のはずのロンダルキアの祠の旅の扉から、突如として姿を現した彼女に、祠守さんはさぞや驚いたことだと思います。
その後、ロンダルキアの祠の旅の扉を使っても、南の祠へは行けず、何故かまたロンダルキアの祠に戻されてしまいます。キメラの翼を使っても同じで、祠守さんがルーラで別の町に移動しようとしても、何か得体の知れない力に遮られて呪文が発動してくれず、どうがんばっても元いた町に戻れなくなってしまいました。
最初は嘆き悲しんだ修道女さんでしたが、これもルビス様が自分に与え給うた試練と思い、この祠で暮らし始めます。男一人で何かと乱れがちだった祠は、彼女のおかげできちんと整えられました。若くして修道女となり、非常に敬虔な信者ですが、恋愛経験が皆無なため男女の機微にはまるっきり疎く、ルークとリエナがらぶらぶであることはわかっても、お互いにそばにいたいと願う気持ちまでは理解できません。
また、彼女自身は王族や貴族の生活を知っていて、彼らに仕える階級の出身です。ですから、ルークがやたらとリエナの世話を焼きたがるのは「とんでもない」と考えますが、管理人は、この考え自体は正しいと思っています。
実はこの修道女さん、非常に自己主張の強いキャラで、お話を描いている間、管理人の脳内でやたら動き回ってくれました。それこそ、過去の境遇までもあっという間に決まってしまうほどに、です。
管理人のキャラには、トリオ以外の他に数人、非常に自己主張の強い面々(ほとんどオリキャラですが)がいますが、この修道女さんがここまで個性が強くなったのは、管理人も少々驚いていました。ですから、コメントでも修道女さんに触れていただけて、とてもうれしかったです。
5.8
『旅の終わり』第1章 生還2をアップしました。前回に引き続き、ロンダルキアの祠でのお話です。
5.6
旅のエピソードの最後の作品『旅の終わり』の連載を開始しました。『菫色の涙』に続く、本編です。
念の為書いておきます。先日アップした『指先』では既に恋人同士となっていましたが、『指先』は別軸のお話であり、本編では両片思いのままで、ルークはまだ告白できていません。
『指先』では、どうしてもリエナのローブの紐を重要な小道具としてお話を書きたくて、考えついたシチュがあれでした。ですが、恥ずかしがりのリエナのことですから、恋人でもない男にああいうことは頼まないだろうという妄想の結果できたお話です。白状しますと、管理人がルークとリエナのラブラブを書きたかったからでもありました。
さて、話を『旅の終わり』に戻します。このお話では、ハーゴン・シドーとの最終決戦を終えた後から、ローレシア城へ凱旋帰国するまでの間を書いていきます。最初は四つの短編でしたが、全部繋がったお話であり、どうしても順番に読んでいただきたいので、全部繋げて、一つの作品として公開することにしました。かなり長くなりましたので、数回に分けて、連載いたします。
ここで、予告など。連載終了は、6月6日です。そうです、『ロレムンの日』です!
正直、管理人にとっては、かなりタイトなスケジュールで、更新もいつもより速いペースになります。ですが、自分のロレムンでは、もっとも大切なお話の一つとなるのは間違いありませんので、気合を入れ直してがんばります!
***
5,000HITありがとうございました!
今まで、当サイトに足を運んでくださった、すべてのみなさまに感謝しています!
ちょうど、自分でも節目となる作品の連載を開始した日に、お礼を書くことができて、とてもうれしいです。
まだまだ書きたいと思っているお話はたくさんありますので、あらためてこれからもよろしくお願いいたします!
5.4
今日は当サイトの2トリオのモテ度などについて、語ってみたいと思います。
先日、アーサーはモテそうとのコメントをいただきまして、三人の中で一番もてるのは誰か、考えてみることにしました。
結果、やはりアーサーが一番でした。見た目も申し分のない美青年で、王子様で、優しくて、気配りができて、女性の相手が上手、これでもてなかったら嘘です。サマルトリアで王子様をしていたころにも、それはそれはたくさんの貴婦人が、彼を秘かに、またはおおっぴらに慕っておりました。
アーサー自身は婚約者ひとすじですので、決して彼女達に靡くことはありません。ですが、そこは気配りの人ですから、どの女性にも不快な思いはさせず、けれど、妙な噂が立つようなこともせず、という完璧とも言えるほどに振る舞っておりました。
旅の間もずいぶんともてていました。特に、お店の店員さんには絶大な人気がありました。ここで彼の特技である「おばさん殺しの笑み」が発動され、彼らのあまり豊かとは言えないお財布事情の改善に、大いに貢献したものです。
残り二人ですが、意外なことに、モテ度はほとんど変わりませんでした。
リエナは何度も繰り返し書いてきているように、非の打ちどころがない美女です。質素なローブ姿にもかかわらず、町を歩けば、ほとんどの男が振り返ります。ですが、逆に綺麗過ぎて声をかけづらいらしく、街中ではあまりナンパされることはありませんでした。
それでも、時々勘違いした酔っ払いなどがリエナに手を出そうとすると、先日公開した『俺の女』のような目にあうわけです。そういえば、ルークはあの事件(?)の後、ちゃんと「俺の女に手を出すんじゃねえ」と言えるようになったのでしょうか…?
リエナが町でナンパされないのは他にも理由があって、彼女が一人きりで町を歩くことがないから。またルークと二人で歩いている時は、本人達だけが無自覚でらぶらぶの恋人同士にしか見えない、おまけにどこから見ても腕の立ちそうな(大剣背負ってますしね)ルークが一緒では、リエナにちょっかいをだそうという剛の者はそんなにはいないはずです。
あ、今気づきました。この時には、ルーク、無意識のうちに「リエナは俺のものだ。お前ら、手出したらどうなるか、わかってるだろうな」オーラを、ばしばし出してますね。
最後にルーク。意外なことにやつも結構もてるんです。ローレシアにいた時も、本人まるっきり気づいていませんでしたが、かなりのものでした。そうそう、ローレシア城には身分違いを悩む侍女などもいましたよね。
ルーク自身、決して女性に興味がなかったわけではないのですが、妙に生真面目なところがあるので、おつきあいする女性イコール、将来のお妃候補、と考えてしまい、自分から積極的には動くことはありませんでした。
ただ、もともとのルークの性格は好きな女性に対しては「押して押して押しまくる」タイプなので、もしかしたら、本気で惚れた女性はリエナが初めてだったのかもしれません。
他にも、ずっと剣の修行に明け暮れ、騎士団で騎士達と剣談義などをするほうが、貴婦人相手に宮廷作法を駆使した社交的な会話をするより気楽で楽しい、という理由もあったようです。
旅の間には、濃いめのお化粧に露出度の高い衣装を着たお姉さま達にもてていました。どうやらルークの場合、わかりやすく強そうなところが、お姉さま達の好みに合うらしいのです。やはり無自覚でしたが、仮に気づいたとしても、リエナ以外の女性には目もくれない&納得ずくの遊びを好まないルークが、お姉さま達の相手をすることはありえませんでしたが。
逆にアーサーは、町の普通のお嬢さんに人気があったようです。確かにアーサーであれば、お嬢さんが突然両親に「紹介したい人がいるの」と自宅に連れていっても、反対されることはまずなさそうです。
こういうことを妄想するのも、とてもとても楽しいです。
素敵なコメントをくださった方、勝手にひとりごとのネタにしてしまって、すみません。でも、感謝しています!
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