昔のひとりごと
2012.1−6月
2012.6.11
一日遅れましたが、ロトの日おめでとうございます!
というわけで、当サイトの2トリオから見たロト様と1勇者さんなどを語ってみたいと思います。
当サイトでのロト様は、トリオよりも少なくとも数百年以上昔の人物と設定しています。ちなみに男勇者くんで、名前をアレクといいます。
三人共通の認識では、いわゆる『伝説の英雄』なんじゃないかと思います。
2トリオにとってロト様は、限りない崇拝の対象ではありますが、彼らがロト様に持っている感情は、自分達と同じ人間というよりは、むしろ神か、精霊ルビス様に対するものに近い気がします。
ロト様は確かに自分達のご先祖様であるのは間違いないのですが、ロト様から1勇者さんに繋がる歴史ははっきりしていません。史実に基づいた詳細な文献が残されているわけでもなく、アレフガルドを中心に、各地の口伝やお伽話のなかだけで語られる存在です。この辺り、管理人の脳内設定もまだあまりできていないので、また妄想に励むことにいたします。
対して、1勇者さん(当サイトでは勇者アレフ)は『現実に存在した英雄』であり、ローレシアとサマルトリアの建国の父です。ただし当サイトの設定ではムーンブルクは建国千年を超える魔法大国なので、また意味がだいぶ変わってきますが。
トリオのなかでも特にルークが1勇者さんの血を濃く引いている、と設定しています。ルークはローレシアに飾られている1勇者さんの肖像画に結構似ている――ただし、純粋に顔立ちの点では、アレフの方がずっと上でしたけれど。
それでも黒髪であるところとか(アレフは黒い髪と瞳の持ち主です)長身がっちりの体型とか、全体の雰囲気――実際には性格は全然違いますが――など共通点があります。
ルークも幼いときから『勇者アレフの面影を継いでいる』と言われ、また自身も『ローレシアを継ぐ者』として成長してきましたから、余計に憧れを募らせているみたいですね。
魔力が皆無であるとはっきりしたとき、ルークは相当なショックを受けました。それでも徹底的に前向きなやつは、魔法を使えない分、剣技――こちらは早くから大変な才能を示していました――をがんばって、少しでも勇者アレフに近づきたい一心で、剣の修行に励みました。
最初は「魔力を持たない王太子など有り得ない」などと言われたりもしました。けれど、ルークは周りが驚くほどの厳しい修行に耐え、頭角を現すようになってくると、だんだんそういった声は少なくなっていきました。大神官ハーゴンと破壊神シドーを倒し、救国の英雄となった今では、誰もが認める『ローレシアを継ぐ者』です。
ロト様&1勇者さん語りと言っておきながら、最後はルーク語りになってしまいました。ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
6.6
ハッピー・ロレムンデー!!!
『移り香』アップしました。
2012年のロレムンデー作品です。久々に、『旅のエピソード』での更新となりました。
以下、ねたばれがありますので、できれば作品の後に読んでいただけるとありがたいです。
***
書き上がったものは、管理人の身長差・体格差萌え全開の作品となりました。前回更新後、やっぱりロレムンデーには何か書きたくて、いろいろと妄想に励んでいました。そうしたら、だいぶ前から頭の中にあって書きたいと思っていたネタ(リエナがルークの服を繕っていて、自分の服との大きさの違いに驚く)の映像が見えてきて、わりとすんなり文章を書きはじめることができました。
それが不思議なことに、書いている間にテーマが別のものに変わってしまいました。最初のテーマは書いている途中で初めて気づいたことで、自分にとって思わぬ発見でした。自分としてもこの発見を大切にしたいので、今回のお話には登場させず、いつかあらためて別のお話で書きたいと思います。
途中のリエナの記憶のシーンだけは、書いても書いても納得いかず、何度も書き直しました。他のシーンはさくさく書けたのに、ここだけで一週間近くかかった気がします。
またラストシーンも管理人にとって思わぬ展開となりました。珍しく二人ともが、いつもよりずいぶんと積極的な気がします。今回アーサーは残念ながら出番なし。けれど、これを知ったら、ルークをからかいつつも心の中でGJしたのか、まだまだ押しが足らないと溜め息をついたか、その辺りを想像してみるのも楽しかったです。
書いていて本当に楽しい作品でした。みなさまに少しでも楽しんでいただけましたら、うれしい限りです。
5.25
『旅路の果てに 第4章−1』アップしました。
今回の部分も、第一稿からかなり加筆しました。最終的には約2倍の長さになっています。数日前に一度書き上げ、あとは更新作業だけ、と別のことをしていましたら、あるシーンで突然、脳内でルークが怒りだしてびっくりしました。
慌ててもう一度パソコンを立ち上げ、また加筆修正となりました。なのに、該当シーンを書き直しつつ、よーく考えると、このルークの怒りはもうちょっと後のことらしいと判明し、また細かい修正をしつつ、元に戻したり、といつも以上に時間がかかっています。
前回の更新から一ヶ月半も空いてしまいましたし、次回はもう少し早く更新できればと思います。
当サイトに足を運んでくださる方、本当に感謝しています。
***
間もなく6月6日、ロレムンデーを迎えますね。
去年は『旅の終わり』の連載完結でうまくはまりましたが、今年は何かできるかどうか、まだ今のところは未定です。
連載の続きを書いた方がいい気もするんですけれど、せっかくなので何か書きたいなとも思います。ここのところのイベントもの(クリスマスとか、バレンタインとか)が、全部別軸なので、やるなら同軸のものをと考えています。
もうちょっと、悩むことにいたします。
4.8
『旅路の果てに 第3章−6』アップしました。
しばらく前に最終推敲に入っていたにもかかわらず、更新作業の時間が取れなくてアップが遅れてしまいました。相変わらずスローペースでの更新ですが、読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます。
3.15
『Sweet dreams』アップしました。
思いっきり出遅れましたが、今年のバレンタイン&ホワイトデー作品です。
今年は何にもできなかったー、と残念に思って、せめてホワイトデーに何か萌え語り、と書き始めたものの、うまく形にはなってくれなかったんですが、今朝になって、突然ねたが降ってきたので、一気に書き上げました。
当サイトの世界観設定にはバレンタインないんですけど、それは横に置いておいて、別軸恋人設定にしてあります。らぶらぶ書くの、楽しかったです! ちなみに、リエナの焼いたチョコレートケーキは、ビターなクラッシックショコラをイメージしました。
二人の甘い夢をお楽しみいただければ、管理人にとってこの上も無い喜びです。
2.27
『旅路の果てに 第3章−4』『第3章−5』アップしました。
2ページありますが、どちらも短く、両方合わせていつもの一回分くらいの文章量です。最初、1ページにまとめて書いていましたが、まるっきり別シーンなので、分けた方がいいかと思ってこうなりました。
何とか、今月中に更新できました。ここのところ、オフで落ち着かない日を送っていて、バレンタインもいつの間にやら過ぎ去ってしまいました。バレンタイン作品のアップは無理でも、萌え語りだけでもしたかったのに、残念です。もうちょっと落ち着いたら、連載の更新だけでなく、甘い萌え語りもしたいです。
2.8
だいぶ出遅れてしまいましたが、DQ2 25周年おめでとうございます!
DQ2と、トリオと、もちろんロレムン、ずっと大好きです!
***
『旅路の果てに 第3章 3』アップしました。
アーサーの妹姫、ルディアが初登場です。キャラ付けは、トリオに比べてまだまだなんですけれど、やっぱりこうして文章に書いていくと、すこしずつ固まってくる気がします。ちなみに、二人ともお母さんによく似ていて、とても仲の良い兄妹です。
今回更新分は、すべて新たに書き足しました。第一稿自体もすごく長いのに、どんどん加筆していってしまっています。最初にこのお話を思いついた時のスタート時点にすら、まだ行きついていません。重い展開が続いているのは、管理人もつらいんですが、書くこと自体は今までと同じくとても楽しいです。これからも、気長におつきあいくだされば、幸いです。
1.17
久々に設定語りなど。
魔法に関して当サイトの設定では、2以外の魔法もいくつも存在させています。その中で、よく出てくるのがレミーラ(作品では『灯火の呪文』と表記)。ご承知の通り、もともとは、1で、ダンジョン内を明るく照らす呪文ですけれど、日常生活でも、とても便利な呪文じゃないかと思っています。
アーサーもリエナも両方習得していて、特にアーサーがよく使っています。彼は野宿の日でも事情が許す限り、毎日旅の記録をつけているので、必需品とも言えるかもしれません。その時には、アーサーが左の手のひらを上にして呪文を唱えると、ちいさなボール状の光が手のひらの上で出来上がり、ぽっかりと浮かんで手許を照らしている、そんな感じをイメージしています。
後は、暗い部屋全体を照らすこともできて、この時には、もうすこし大きなボールが天井近くに浮かびます。どちらも白熱灯のようなあたたかい光です。けれど熱を持っているわけではないので、火事の心配無用、というのは便利なんじゃないでしょうか。
大好きなサイトさんの作品を読み返していて、ある魔法がやっぱりうまく日常で活躍していて、おお、こういう使い方があるんだ! とあらためて感動していました。
当サイトの世界観では、魔法使いは非常に特殊な職業です。王宮や、上級貴族のお屋敷であれば、きっとお抱えの魔法使いがいると思います。一般人が魔法に接するのは、町の中に魔物が入り込んでこないよう、町の周囲に結界を張ってもらったりするくらい。こんなふうに、回復や補助の呪文で、生活の役に立てる、というのを生業としている魔法使いがいてもいいかも、とも考えています。
この辺りはまだ、あまり詳細には設定できていませんが、こんなふうに、魔法と日常生活を結び付けて考えるのは楽しいです。
1.14
DQ誕生25周年記念グッズがたくさん発売されていますね。管理人は、このサイトを見るのが大好きで、既にいくつか購入させていただきました。1・2・3公式ガイドブック、ガイドブック復刻版、超みちくさ冒険ガイドの攻略本と、CD−BOXです。スライム肉まんは、残念なことに食べ損ねてしまいましたが、いつかルイーダの酒場に行って、白いスライムにくまんでリベンジ! したいです。
他に気になっているのが、冒険の歴史書。今買おうかどうするか、ちょっと悩んでいます。あともうひとつ、ジクソーパズル。とっても可愛いんですが、できたら、もっと大きなのがあるとよかったのになあ…なんて思いました。これがSFC版2で、1000ピース以上だったら、即買いしてました。
そうそう、新製品で『勇者の服』が3月に発売予定ですよね。サイズを見ると、『勇者サイズ』ってあるので、思わず笑ってしまいました。これ以外にも、こども用サイズとかもあったらかわいいのに。
まだこれからも何種類か発売されるみたいで、楽しみです。
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1月9日にメールくださった方、ありがとうございました!
12日にお返事させていただきましたので、お手空きの時にご確認くださいませ。
1.8
『旅路の果てに 第3章 2』アップしました。
アーサーが久々の登場です。彼は今までのお話では、序章で地の文だけでの出番でしたので、実質的な初登場です。
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以前、アーサーの出番を待っていますとのコメントをいただいたことがあって、管理人はとてもうれしく思いました。当サイトはご承知の通り、ロレムンオンリーサイトですけれど、アーサーは非常に重要な役どころのキャラです。
今回の更新分、第一稿では、アーサーは登場する予定はあっても、序章と同じく、台詞なしで地の文だけでした。でも、やっぱり彼にも登場して欲しかったので、出番の部分を書き足しています。
『旅路の果てに』に限って言えば、アーサーの出番自体は決して多くありません。ストーリーの展開上そうならざるを得ないのもありますし、この作品自体が、ルークとリエナの二人の心情と関係を徹底的に追及して、それを重点的に書きたいと思っているからです。それでも、アーサーは絶対に彼にしかできない、ある重要な役割を担ってくれます。
今までも何度か書きましたが、管理人自身も、ロレムンの二人と同じように、サマルくんというキャラが大好きなんです。あの過酷な旅を乗り越えた2トリオは、この先にどんなことが起ころうとも、生涯かけがえのない仲間で友人であることは変わりません。
1.6
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
***
昨夜、年末に公開したクリスマスSSのらぶらぶについて、ぼけっと妄想していていました。これは前年のSSの続編で、数年後の後日譚ですけど、無事に結婚できてからどのくらい経ったときかなーって考えていました。
新婚時代のような気がしなくもないんですが、だいぶ落ち着いて来ている雰囲気もあるので、結婚後2−3年経っていて、もうこどもも一人くらいはできててもいいんじゃないかとも考えたり。
そのほうがしっくりするので、それに決めました。この二人、この後も、何年経っても、こどもがたくさん生まれた後も、ずっとらぶらぶだといいなーと思います。
そのうちに、あることに気づきました。もしかしたら、『捧げもの』コーナーにある『指先』も、同じ時間軸上のものかもしれない、と思ったんです。
そうすると、この時間軸での二人は、とても明るいハッピーエンドになりますから、うれしくなりました。
『聖なる夜のちいさな奇跡』では、何も言葉にはあらわさなくとも、二人の気持ちは既に通じ合っています――ちなみに、この『旅の間に二人の気持ちが通じた』ことが、別軸とした最大の理由でした――でも、きちんと言葉にもした方がいい、ルークはそう考え、リエナもやっぱりルークからはっきりとした言葉を聞きたい。ルークは緊張しまくりながらも、告白します。告白の時期は、たぶんすぐに。
そして『指先』のエピソード(これも同じ冬の間のお話です)があったんじゃないか、そう考えたらとてもうまく繋がったんです。
思わぬところで、自分の創る世界が繋がっていったのは、管理人にとって、とてもうれしい発見でもありました。しかも、この三作品のうち『指先』は、ある方のおかげでできたお話です。
今までも、同じようなことは何度もありました。『しのぶれど』『驟雨 番外編 sideアーサー』『影ふたつ』は、当サイトのお話を読んでくださったお客様からいただいたコメントがきっかけで生まれた作品です。
他にも、お客さまからのコメントで、作品中のシーンが浮かんだり、頭のなかでぼやっとしていたイメージが形になったこともたくさんありました。決して自分一人だけの力でなく、たくさんの方々のお力を借りているのだ、とあらためて実感しています。
そして何より、当サイトに足を運び、お話を読んでくださる方々のおかげで、これまでサイトを運営してこられました。このサイトにある作品は、拙いものばかりですけれど、DQ2と2トリオとロレムンに対する愛だけは、これでもかと詰め込んでいるつもりでいます。これからも、当サイトの作品を読んで、何かを感じてくだされば、管理人にとって、何よりも勝る喜びです。
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『旅路の果てに』の続きも、ずっと難航していましたが、ようやく形になりました。今、最終推敲中ですので、できれば来週中にアップできたらいいな、と思っています。
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