昔のひとりごと
2014年1-9月

9.20

 ご無沙汰しております。

 相変わらずのスランプ状態から脱却できていないのですが、ツイッターのRTでパリの素敵な化粧品店が復活との記事を読んで、ちょっと妄想したことがあるのでまとめてみますね。

 リエナが持ち歩いている旅の道具について語ってみます。

 彼女の持ち物は、まず魔導士の杖、他には着替えや水筒に料理用ナイフといった本当に最低限のものだけです。鍋釜や毛布などの大きくて嵩張る物は男二人が分けて持ってくれています。そういった必需品のなかに、ほんの少しだけですけど、若い女性らしい持ち物が含まれています。

 それは、手鏡とブラシ、あとは最小限の化粧品類です。いずれも、旅立ちが決まった時にムーンペタで用意してもらった品物です。手鏡とブラシは決して豪華なものではなくて、庶民階級の女の子の持ち物とさほど変わりありません。せいぜい、一生懸命にお小遣いやお給金を貯めて買うとか、結婚や婚約の記念に恋人から贈られる、それくらいの品物です。

 これは本来の身分を隠すためですが、リエナにとっては今まで見たこともないような質素な品でした。もちろん、彼女は嫌がったりせず(むしろ周りの方が王女にふさわしくないと驚きました)大切に手入れしながら使っていて、旅が終わった後もローブなどと一緒に保管していました。ちなみに、駆け落ちした時にも荷物と一緒に持ち出して、今も愛用しています。

 化粧品も同様で、持っているのは石鹸と化粧水かクリーム程度のものだけ。メイク道具はありません。ムーンブルクがまだ平和でリエナも深窓の姫君だったころ、成人してからは毎日きちんとお化粧(とはいっても、ごく薄いものですが)していましたけど、旅の間はノーメイクです。

 これも質素なのかなとも思ったんですが、素敵なお店の風景を見てから、ふっと意外といいものだったりしたのかも、なんて考えたんです。今の感覚では、憧れのブランドコスメ、確かに高価かもしれないけれど、頑張った時には自分へのご褒美として買いたいな、と思うくらいの品をイメージしました。

 身分を隠さないといけないのは変わらないので、王族らしい贅を尽くしたものを持つことはないとしても、これくらいの贅沢はいいよねって思うんですよ。

 それでは、いつリエナは素敵な化粧品を手に入れたのか、考えてみました。

 リエナが自分で買うことは絶対にありません。必要なものですら自分の持ち物を購入するときは常に遠慮していますから。だから、ルークが気を利かしてプレゼントすればいいんですよね。ルークからのプレゼントなら、リエナも遠慮しつつも受け取って大切に使うでしょうから。でも残念なことに、やつにそんな芸当は逆立ちしても不可能です。

 アーサーならその辺りの気配りもばっちりできるんですけど、物が物だけに、恋人でない女性、しかも親友の想い人に贈るわけにはいきません。ということで、アーサーからという線も消えました。

 じゃあ誰が?となりますが、実のところ答えは簡単で、ムーンブルクの生き残りの貴族の人達からです。三人は用事を済ませるために時折、ローレシアやサマルトリアに帰国します。その時には、リエナも王族としての身分を取り戻すため、ドレスや装身具なども必要になります。そのために、定期的にムーンブルクからローレシアとサマルトリアに、リエナが滞在する間に必要な品々が届けられています。もちろん、ローレシアやサマルトリアでも用意してもらえるのですが、そうそう他国にお世話になるわけにもいきませんから。

 この中に、旅の必需品なども一緒に入れて送られてくるわけです。新しいローブなどの着替えの間にそっと忍ばせてある化粧品類――普段は決して贅沢を求めないリエナも、これにはこころときめいたと思います。厳しい旅の間にも、宿のお風呂で香りのいい石鹸を使って汗と旅の疲れを流し、そのあと、美しいボトルに入った化粧水を湯上りの肌につける、それくらいのことは許されてもいいでしょうから。

8.27

『旅路の果てに 第7章 6』アップしました。

 やっと書けましたー。前回の更新から2か月以上も開いてしまいました。しかも、登場人物がオリキャラ(おっさんばかり)です。本当はローレシアとサマルトリアのシーンも入れてアーサーも登場予定でしたが、入らなかった&まだ書けていないので、できたところまでですけどアップしますね。

 正直、スランプ状態はまだ続いていますけど、すこしずつでも書き続けていけば感覚が戻ってくるんじゃないかなって気もしています。次回の更新はもうちょっと早くにしたいです。それから、連載以外で一つ、旅の途中の書きたいお話があるので、そちらを先に更新するかも、です。

7.31

 いただきものに1作品追加いたしました。

 そらだら そらはちさまより、素晴らしい作品を頂戴しました!
 当サイトのクリスマス作品『もうひとつのちいさな奇跡』第2話のシーンをイラストにしてくださったんです!

 どんな素敵な作品か、まずはご覧ください! もう、可愛くてたまりません。うちのトリオのキャラをこれだけ表現されていて、うれしくて仕方ないです。

 アーサーなんて、そのまんまですよね。不敵な笑みとあのアーサーならではのポーズと。
 リエナが可愛すぎてどうしましょう…! ちょっとはにかんだような笑み(今回向けられているのは、残念ながら(?)ルークじゃなくてアーサーなんですけどね)が、彼女らしくて素敵です。ふわふわきらきらのプラチナブロンドも、とっても綺麗!
 ルークの表情に、やつの苛々している様子が伝わってきます。でも、こういうシチュになったのはルーク本人が原因ですから、余計にいらついているんですよ。

 三人が揃っているシーンを描いてくださったのが、本当にうれしかったです! 何度でも言いますが、うちはロレムンオンリーサイトですけど、根底には「トリオがかけがえのない仲間で親友」があっての、ロレムンです。

 ルーク以外でリエナをダンスに誘うなんて、できるのはアーサーだけです。ルークも渋々ながら、アーサーだから仕方ないって思ってます。というか、このシーンでは非常に不本意ながら、ルーク本人がアーサーに頼んでますし、アーサーにはリエナに対する下心はまるっきりないから、許さざるを得ないってところでしょうか。

 そらはちさま。素敵な作品を本当にありがとうございました!!!

7.25

 管理人よりお知らせです。

 DQ小説同盟さまより、当サイトへおいでくださったお客様のうち、携帯電話・スマートフォンで閲覧されている方へご案内です。

 当サイトは、パソコン用と携帯・スマホ用の二つのサイトがあり、インデックス(入口)ページから、それぞれへの入り口へのリンクがあります。
 ただし、DQ小説同盟様よりリンクしている作品ページはすべて、パソコン用サイトのページとなっております。

 パソコン用サイトからでも閲覧そのものはできますが、かなり見づらいかと思いますので、インデックスページを通さず、直接作品ページを閲覧されている方は、同一ページ内にあるリンクより、携帯・スマホ専用ページへ移動されることをお勧めいたします。

 お手数をかけますが、よろしくお願い申し上げます。

7.23

 最近、サイトだけでなくピクシブやツイッターで素敵なロレムン作品をたくさん見られてほくほくです。

 と言いつつも、自分のは全然進みません…。3カ月以上の休止のせいか、まだ書く方の感覚を取り戻しきれてないのかも。でも、相も変わらず映像ははっきりと見えているし(最近、ルークとリエナはやたらめったらいちゃいちゃしています)過去の経験からは、近いうちに今までの分を取り返す勢いで波が来ると思うので、第一稿を読み返しつつ少しずつでも進めていくことにします。

 で、リハビリがてら語りますねー。ツイッターでとっても素敵なロレムン語りを拝読して触発されました。自分も昔同じようなテーマで考えたことがあったのを思い出したので、まとめてみます。

 テーマは、もしハーゴン襲撃によるムーンブルク崩壊という事件が起こらず、ルークとリエナが共に戦うという経験をせずに、当初の予定通りに正式に婚約から結婚に至ったとしたら、です。

 以下、過去作品と現在連載中の最新話当たりの事情のねたばれ満載、いつも以上に妄想過多、それどころか、DQ2の原作どこ行ったレベルの語りですので、そういったことに抵抗のない方だけお読みいただけますようよろしくお願い致します。

***

 当サイトの捏造設定では、ルークとリエナは元婚約者です。正確には、婚約内定、正式発表直前でムーンブルク崩壊があり、白紙に戻りました。二人の出会いはリエナの成人披露の舞踏会にルークが招待されたことです。成人披露の舞踏会はムーンブルク王家の女性にとっては恒例行事なんですけど、リエナの場合はもう一つ隠された意味がありました。それが、ルークとのお見合いです。この辺の事情は当サイトの作品『春の夜の月』で詳しく書きました。

 その後、お互いに無自覚一目惚れした二人が無事に結婚したら、今のすべてを捨てて駆け落ちしてしまった状況とどう違うんだろうかって考えたんです。

 まず、周りすべてに祝福されているという点では、とても幸せですよね。同時に、相思相愛ですから、政略結婚が当たり前の王家の婚姻のなかでは、稀にみるくらいに幸せな王太子夫妻になったと思います。

 二人がいつの時点で自分の気持ちに気づいたのかはよくわかりません。婚約が内定した後、二人が直接会う機会はありませんでした。それでも第一印象は良いものでしたから、お互いに好意を持ち合っていることくらいはわかっていたと思います。会えない代わりに、頻繁に手紙や贈り物の遣り取りはあったし、そういった交流の中で、お互いの人柄などを少しずつ理解できていったのではないでしょうか。

 ルークはリエナとの結婚を心待ちにしていて、リエナの方も、周りの祝福ムードと、お輿入れの準備で婚礼衣装やお嫁入り支度のドレスを仕立ててもらったり、新しいお道具類が揃えられたりする様子を見ていて、すこしずつルークのもとへ嫁ぐ心の準備が整っていきました。

 リエナは婚礼の儀のしばらく前にローレシアへ入国してローレシア城に滞在、王家への挨拶や婚儀の最終準備に入ります。

 正式に公式の場に出るのは婚儀当日でしょうけど、ルークとは時々デートしてるんじゃないかなって妄想していたらすんごく楽しかったです。中庭をお散歩したり、一緒に午後のお茶をしたり、一回くらいは遠乗りで相乗りしたり。

 この時の会話って、お互いに敬語なんですよね。結婚直前の幸せな相思相愛の婚約者同士ですから、当然らぶらぶです。本編では敬語でらぶらぶな会話って絶対に出てこないので、どんな会話をしているかを考えるのも楽しいんです。

 で、妄想が爆発しているときに一つ確信したんですよ。ルークはこういったデートで二人きりになった時に、リエナに告白したんじゃないかって。

 せっかくなので、ちょこっと書いてみますね。

***

 目の前には鮮やかな新緑が広がっている。初夏の日差しのもと、一頭の漆黒の駿馬がゆったりと走っているのが見える。

 ルークとリエナは二人で、初めての遠乗りに出かけているところである。

 ルークは手綱を取りながら、目の前のリエナを見下ろした。リエナは自分の前に乗馬用のドレス姿で横乗りしている。リエナが乗馬を得意としていないことを知ったルークが、それなら一緒に相乗りで行こうと提案したのだった。ルークの乗馬の腕前はローレシアでも右に出る者はいない。リエナを気遣いながらもルークの手綱さばきは危なげなく、華奢な身体はたくましい両腕の中にすっぽりとおさまっている。

「ローレシアの平原は如何ですか、リエナ姫」

 リエナは初めてルークと二人きりでの遠出に緊張気味ではあるが、それでも初めて見る景色に目を奪われたのか、明るい声で婚約者の問いに答えた。

「とても素晴らしいですわ。このような雄大な景色を拝見したのは初めてですもの」

 二人の目的地はローレシア城からほど近い、大きな湖だった。ローレシア城から奥まった辺りにはたくさんの湖があり、目的地の湖の畔には王家の離宮もある。新緑の今、一年でもっとも美しい季節を迎えようとしている。

 この湖と離宮は、二人の出会いとなった舞踏会の翌日のお茶会で話題に出た場所だった。ルークはこの景色をぜひリエナに見せたいと願い、リエナもそれを楽しみにしていた。

 けれど、リエナがローレシア王家への挨拶と婚儀の最終準備のためにローレシアに到着した後も、二人で会う機会はなかなかなかった。婚儀の後も数多くの行事が続くこともあり、今のうちに案内したいとルークが言いだしたのである。この機会に、ごく近い将来自分の妃となるリエナとゆっくりと話をしたいとのルークが希望もあり、いつもは多数いるはずのリエナ付きの侍女たちも、今日ばかりはすこし離れた後からローレシア城の護衛兵とともについてきていた。

 やがて平原を過ぎ、濃い緑の木々が増えてきた。その後もしばらく馬を進めると、眼の前に湖が姿を現した。

「……まあ。なんて美しいのでしょうか」

 リエナはちいさく感嘆の声をあげていた。透き通るように白い頬は上気して薄紅に染まり、夢見るような菫色の瞳が輝いている。そのあまりの美しさに、ルークは思わず眼を瞠った。

「あなたのお気に召したようでよかった。ここはローラ姫のお気に入りの場所で、勇者アレフがローラ姫のために離宮を建てたそうです」

「勇者アレフがローラ姫様のために? 素敵なお話ですわ」

「そうです。お二人とも晩年は、夏の間はずっとこの離宮で過ごされたそうですよ」

 そう言うと、ルークは先に馬から降りて、リエナを軽々と抱き下ろした。

「お疲れになったでしょう?」

「いいえ。……ルーク様がずっと支えていてくださいましたから」

「では、少し歩きませんか。この辺りをご案内しましょう」

「はい」

「足元に気をつけてください」

 ルークはリエナの手を取り、ゆっくりと歩みを進めながら、リエナの様子を伺った。リエナは疲れていないと言ったものの、長時間慣れない馬に乗っている。万が一体調を崩しては大変なことになるが、リエナの足取りは軽く、無理をしている様子もない。ほっとしたと同時に、知らず知らずの間にルークはリエナをじっと見つめてしまっていたらしい。それに気づいたのか、リエナがふと眼を上げた。ルークの深い青の瞳と視線が合い、リエナは思わず目を伏せた。

 そのまま二人はしばらく歩き続けたが、やがてルークが思い切ったようにリエナに声を掛けた。

「リエナ姫」

「はい」

 ルークの声は明らかに緊張している。リエナも緊張を隠せない。

「婚儀の前に話しておきたいことがあります。――聞いていただけますか?」

「……はい」

 ようよう答えを返したものの、突然の申し出に、リエナも思わず姿勢を正してルークを見上げた。

「リエナ姫。――私はあなたを愛しています」

「……え?」

 思いもかけない告白だった。

「驚かせて申し訳ない。ですが、私の偽らざる気持ちです」

 率直といえばあまりにも率直な婚約者の言葉に、リエナもすぐには答えを返せなかった。けれど、ルークのまっすぐに見つめてくる深い青の瞳にもその言葉にも誠実さが満ちている。リエナは頬を染めてちいさく頷いた。それを認めて、ルークは話を続ける。

「あなたと私の婚姻は、言うまでもなくローレシアとムーンブルクでの取り決めです。正直なことを申し上げれば、あなたのような優秀な魔法使いの姫君が、剣技しか取り柄のない男に嫁ぐのは気の毒なのではないかと考えていました。無理にこの縁談を纏めなくともいい、互いにもっとふさわしい相手がいるだろうとすら思いました。ですが、実際にお目にかかって、自分の考えが変わったのです。最初は、あなたの美しさに惹かれました。あなたのような美しい姫が私の妃になることがうれしかった。ですが、その後の手紙の遣り取りで理解しました。あなたが美しいだけの姫君ではない、聡明で心優しい、素晴らしい女性であると」

 リエナはじっとルークの真摯な言葉に耳を傾けている。

「あなたとこの先の人生を共に歩みたい。心の底からそう願いました。国が決めた婚姻である事実は動かせません。ですが、あなたを妃に迎えるのが私の望みであることも、紛れもない真実なのです。そのことを、どうしても婚儀の前に話しておきたかった」

 リエナの大きく見開いた菫色の瞳に、みるみる涙が浮かぶ。ルークは慌てて謝罪した。

「申し訳ありません。やはり、あなたは……、私とは……」

 ルークはリエナの涙のせいで、大きな誤解をしている。それに気づいたリエナは小さくかぶりを振った。

「いいえ。わたくしは……」

 緊張のあまり声が震えそうになる。高鳴る胸の鼓動を必死になだめながら、リエナはようやく言葉を継いだ。

「……わたくしは、うれしいのですわ。ルーク様が、それほどまでに……」

 リエナは安堵と喜びのあまり、続きは言葉にならない。何故なら、リエナもルークとまったくと言っていいほど同じ気持ちだったからである。

 ルークもほっとした笑みを見せたが、すぐに再び真剣な表情に戻った。

「あらためて、あなたに結婚を申し込みます」

 ルークはゆっくりと、リエナの前に跪いた。

「リエナ姫。あなたを私の手で幸せにしたい。私とともに、これからの人生を歩んでくださいますか?」

「……はい。ふつつかものではございますが、末永くお側に置いてくださいませ」

 リエナはしっかりと頷くと、涙を拭う。その笑顔は幸せに溢れ、そして限りなく美しい。

 立ち上がったルークの腕がリエナに伸びた。わずかに躊躇いを見せた後、華奢な身体を包み込むように抱きしめる。

 初めての抱擁は、リエナにとってこのうえなく幸せに満ちたものだった。ルークの腕は力強く、何よりもあたたかい。リエナは心から、ルークのもとに嫁ぐことがムーンブルクの王女としても、一人の女としても幸せに違いないと信じることができた。

***

 遠乗りからの帰り道、馬上でルークはリエナに尋ねていた。

「リエナ姫。先程はさぞ驚かれたでしょう」

「……ええ」

「申し訳ないことをしました」

「ルーク様、謝らないでくださいませ。驚いたのは、まさかあんなお言葉をいただけるなんて思ってもみなかったからですもの。――うれしい驚きですわ」

 リエナは微笑みを返しながら答えた。心が通じ合ったおかげか、リエナの表情も物言いもずいぶんと打ち解けたものに変わっている。

「もう一つ、あなたに告白しておかないといけない」

「まあ、今度は何ですの?」

「実は、どうしてもこのことを申し上げたくて、今日の遠乗りを計画しました」

 そう言いながら、ルークはどこか照れくさそうに笑みを漏らした。

( 終 )


***

 ルークはもともとは好きな女性に対しては押して押して押しまくるタイプです。何も障害がなければ、誰もが羨むらぶらぶな夫婦になれたはずでした。

 現実には、ムーンブルク崩壊、王族の中でたった一人生き残ったリエナは苦労に苦労を重ねることになりました。挙句の果てには生命の危機に瀕し、思い余ったルークがすべてを捨て、決して許されない大罪を犯してまで、リエナと出奔せざるを得なくなりました。

 リエナの苦労は並大抵ではありませんし、ルークはそれをずっと見ています。
 結果として、何事もなく結ばれた時よりも、二人の絆はより深いものになったのかもしれません。

***

 もうここまでくると、完全にDQ2からは外れてしまっていますね。それでも、こういった有り得ないシチュを妄想していると、キャラの性格や物の考え方がよりはっきりと浮き彫りになっていく気がしました。

 ここまでおつきあい、ありがとうございました!


7.14

 突然ですが、ツイッターを始めました。
 ツイッターで素晴らしい作品をアップされているロレムン絵師さまたちをフォローしたくて、アカウントを取得しました。
 ずっと以前からアカウントを作るかどうか悩んでいたのですが、今回思い切って始めることにしました。

 こういう理由ですので、実際にはほとんど呟かないと思います。小説も萌え語りなどもこれまでどおり、すべてサイトでアップしていきます。
 一応、アカウントははじめましての自己紹介にリンクを貼ってあります。
 よろしくお願いいたします。

7.9

 管理人よりお知らせです。

 当サイトは2011年8月より縮小運営しておりましたが、この度縮小を解除いたしました。それに伴い、コンテンツも復活しました。

 かなりサイトの内容をいじりましたので、リンク切れやミスっているところがあるかもしれません。もし、見つけられましたらお知らせくださるとありがたいです。

 さて、復活コンテンツの最大の目玉はなんといっても、いただきものです!
 頂戴した素晴らしいイラストの数々をまた飾ることができて、うれしくてたまりません! 縮小中に新たに頂戴した作品もありますので、みなさまもぜひぜひご覧ください! おこがましくも、管理人が小話や語りをつけさせていただいた作品もあります。

 連載の続きもぼちぼちですが、進めています。こちらはもうしばらくかかりそうですので、またがんばりますね!

***

 アップ直後から2時間程度、直リンク以外の画像が表示されていませんでした。
 今は修正を完了しています。この間にサイトを訪問してくださったお客様、もしいらっしゃいましたら申し訳ございませんでした。

6.30

 当サイトは本日で4周年を迎えました。

 ここまで続けてこられたのは、ひとえに足を運んでくださる皆様のおかげです。心からの感謝を捧げます。

 まだしばらくは更新ペースを上げられそうにはないのですが、マイペースでまったり書き続けていきたいので、またお気が向いたときにのぞいていただけたらうれしいです。

6.23

『旅路の果てに 第7章 5』アップしました。

 ようやく更新を再開することができました。前回の連載から5カ月近くあいてしまいました。休止している間に足を運んでくださった皆様、ありがとうございます。

 しばらく書いていなかったせいで、なんだか書き方を忘れている気もしましたが、なんとか形になってくれてよかったです。なかなか更新ペースをあげられなくてもどかしいんですけど、まったりと続けていくつもりでおりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 以下、少々ねたばれです。

***

 書きながら、リエナの村の女達に対する口調が少しずつくだけた感じになってきたなあって思いました。こうして村の生活に馴染んでいってくれたらいいですね。

 ルークは相変わらずでした。誰が見てもリエナへの想いはだだ漏れです。そして、ルークはキス魔でもあります。二人のファーストキスまではものすごーーーく時間がかかったのに、駆け落ち後ってお話に書いているだけでも何度しているんだか(笑)。もちろん、書いていないところでもしょっちゅうしていています。

 いきなりのお帰りのキスの時、ルークは誰も見てない、確認した――みたいなこと言ってますが、ほんとのところは確認してません。もしばっちり見られたとしても、ルークは全然気にしないんですよ。それどころか、あまりにも堂々としてるので、逆に見てしまった人の方が気を遣うのではないでしょうか。

6.6

 ハッピー・ロレムンデー!

 更新も何もなくて申し訳ないのですが、どーしてもこれだけは叫びたいのです!
 ツイッタで素敵なロレムンデーイラストをたくさん拝見できて、もう眼福としか言いようがありません〜。

 今夜はロレムン絵チャもありますし、またみなさまの素敵な作品で萌えをいただいて、すこしでも早く更新再開したいです。

6.3

 ご無沙汰しております。

 ようやく新しいパソコンへのデータ移行作業がほぼ終わりました。
 ずっと使っていたXPから8に変えて、更に8.1へアップデートしたんですけど、あまりにも違いすぎてかなり戸惑っています…。

 それでもなんとかサイト関連は無事に引っ越しできたようなので、テストも兼ねてひとりごとだけですが、更新です。
 オフのごたごたもまだ続いておりまして、連載中の作品の続きはまだ書ける状態にないので、もうしばらく休止は続きます。でもなるべく早い段階で戻ってきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします!

 復帰できたら、長い間の縮小も解除の予定です。
 準備ができ次第、リンクやいただきもののページなども復活します。

***

 これだけでは何なので、すこし語りますね!
 もうすぐロレムンデーでもあるので、二人の関係についてつらつらと。

 最近、ツイッタやピクシブで素敵なロレムン作品を拝見できることが多くて、うれしくてたまりません。
 管理人自身はツイッタはやっていないんですけど、いろいろな方のつぶやきでの語りやイラストを拝見できてとても楽しいです。
 みなさま、それぞれに素敵な関係を表現なさっていて本当に素敵です。

 うちの二人は基本、くっつくまではとにかくじれったい、無事にくっついた後は甘々らぶらぶ……のはずなんですが、まだこれからいろいろと試練(?)が待ち受けています。

 なんでこんなことになるのかというと、お話でも書いていきますが、二人のものの考え方やら感じ方がまるっきりと言っていいほど反対なんですよね。

 ルークはリエナの心情を真の意味ではまだ理解できていず(もちろん努力はしていますが)おまけに女心に疎い、超がつくほどの朴念仁です。そのせいか、肝心なことを言わずに余計なことを言ったり、旅の間は告白していないのに態度だけは恋人と同じようなことをしていたり。これらはすべて、悪気はまったくないどころかリエナのためを思ってであり、また守るためでもあるのですが、結果としてリエナを振り回すことになってしまっています。

 リエナはリエナで、ルークに迷惑をかけたくないばかりに自分の気持ちを抑え込んでしまいます。もっとわがままを言ってもいいし、ルークに頼ればいいのに、それをしないんです。

 そのくせ、二人ともが生真面目であるという点だけは一致しているものですから、お互いを想う気持ちが時には空回りしてしまいます。

 このことは、旅の間だけではなく、無事に夫婦となれた今現在でも変わっていません。これをどう克服していくかも重要なテーマなので、じっくり書いていけたらいいと思います。


3.17

 ご無沙汰しております。
 管理人よりお知らせです。

 オフの事情により、サイトを一時休止することになりました。
 復帰は未定ですが、早ければ5−6月にできればと考えています。6月6日のロレムンデーには戻ってきたいです!

 もっと早くにお知らせするつもりでしたが、相変わらずビルダーの調子が悪く、遅くなってしまいました。この間に足を運んでくださった方々、申し訳ございませんでした。

 もし管理人に御用のある方は、はじめましてに記載のアドレスあてにメールでお願いいたします。もちろん、ご感想大歓迎です!
 休止中、ネット落ち(特に3月下旬から4月いっぱいくらい)も多々あるかと思いますが、お返事は必ずさせていただきます。

 連載も途中ですし、たくさん書きたいことはたまっているので、一日も早く戻ってきたいと思っています。

 よろしくお願いいたします。

***

 当分の間、お話を書く時間も気力もないので、代わりに設定語りを置いていきますね。

 テーマは当サイトのムーンブルクについて。

 最近、リエナに関連する設定をいろいろとまとめているうちに、自分の脳内に存在するムーンブルクという国のスタンスみたいなものが見えてきました。

 当サイトのムーンブルクは公式設定とは違い、建国千年以上の歴史を持つ魔法大国と設定しています。

 ムーンブルクは魔法絶対主義です。

 良くも悪くも、強い魔力を持つ魔法使いが尊敬されます。したがって、国王は非常に強大な魔力を持ち、その時代の最強クラスの魔法使いでなければ務まりません。

 国王が強い魔力を持つためには、次期国王となる王子王女(ムーンブルクは原則長子が王位を継承しますが、あくまで原則です)も同じく強い魔力を持つ必要があります。そのために、国王の配偶者にも同じ条件が求められます。

 リエナの亡くなった母王妃も非常に優秀な魔法使いでした。国内屈指の名門公爵家の令嬢で、身体こそやや弱かったものの、美貌と知性をも兼ね備えた女性でした。

 ムーンブルク王家の王太子は国内の有力貴族のうち優れた魔力を持つ人物を配偶者として迎えています。ムーンブルクが王太子の配偶者を自国から選び続けた理由は、他国に身分が釣り合い、かつ強い魔力を持つ女性がほとんど存在しなかったからです。それだけムーンブルク王家の人々の魔力は突出していました。

 ムーンブルクがロト三国となった婚姻――1勇者さんとローラ姫の第一王女が当時のムーンブルク王太子にお輿入れはあくまで例外です。この第一王女が優秀な魔法使いであることともう一つ理由(いずれ書きます)が存在したから、初めて実現しました。もう少し下の貴族階級となるとまた若干話は変わり、それなりに婚姻はありましたが。

 ローレシア王家でも、その後生まれた王子王女に特に強い魔力を持つ魔法使いがいませんでした。また、ムーンブルク国王ディアス1世(1勇者さんの長女の息子)が歴代最高と謳われた魔法使いであったのに対し、二代目国王のアレフ2世(1勇者さんとローラ姫の長男)が剣の達人と誉れ高い人物だったことから、ローレシアは1勇者さんの剣を受け継ぐ『騎士の国』となりました。国風が真逆ですね。

 ただ、それではムーンブルクも外交面で問題があるため、後を継がない王家の姫が他国に嫁ぐケースは普通にあります。アーサーの母王妃がムーンブルク王家出身(リエナの父王の従妹)ですし、同様にローレシア王家の傍系の男子にお輿入れした例もありました。

 これらの理由から、当サイトの設定であるルークとリエナが元婚約者であるのは、二国間では例外となります。ルークはムーンブルク王家の血は一滴も持っていませんから、ルークとリエナにはほとんど血のつながりはありません。

***

 ムーンブルクでは独特の風習があります。王家のこどもたちは生後間もなく、生まれつきどの程度の魔力を持つのかを調べるのです。

 魔力というものは非常に制御が難しく、暴走すれば大変危険です。そして、その魔力を制御できるのは持ち主本人だけです。そのため、魔法使いとしての修業はごく幼いころ――リエナは3歳から始めました――にスタートします。最初に教わることは、攻撃魔法を他人に向けてはいけないこと(演習など例外はあり)。同時に、こどもが持つ魔力の強さに応じてコントロールするための技術を学びます。これを完全に習得してから、ようやく実際の呪文を学び始めるのです。

 では、もしムーンブルク王家でごく平凡な魔力しか持たないこどもが生まれたらどうするのか。ごく稀にですが、過去にもそういったケースは存在しました。

 その場合は、公式では死産と発表されます。ですから、王子王女誕生は実際に生まれてから魔力の測定をすませ、問題ないとはっきりした時点でようやく公表されることになりますね。

 魔力が弱い子は秘かに王家直属の修道院に送られて大切に養育され、市井の民のうち、非常に裕福で人格者の、こどもを望みながらも恵まれない家庭に、多額の持参金とともに養子に出されます。当然、こども本人には王家出身であることは伏せられ、養父母も永遠の沈黙を守ることが義務付けられています。また魔力が弱いとはいえ、暴走すれば危険なことにはかわりありませんので、こどもには完璧な魔法封じ(永遠に続くマホトーン)がかけられます。

 一見、非情なように思えますが、王家で肩身の狭い思いをするよりも、市井でのびのびと成長する方が本人にとっても幸せであるという配慮でもあります。魔力を持たなくとも、こども自身は生まれながらに高い能力――ムーンブルク王家のこどもはほぼ例外なく、高い知性や芸術の才、また優れた容姿を持っていますから、それを活かして生きていくことができるからです。

 ここまでしてきたからこそ、ムーンブルク魔法大国として、千年以上の長きにわたり君臨することができたのです。

2.14

 Happy Valentine’s Day!

『甘い香り』アップしました。バレンタインのちいさなお話です。

 大好きなサイトさんで、素敵で可愛くてラブラブ!なバレンタイン作品を拝見してテンションあがりまくっています!

 当サイトは特に何もしない予定でしたが、触発されまして一気に小話を書いてしまいました。最初はここで公開しようと思いましたが、それなりの掌編となりましたので、おしながきの方でアップしますね。

 うちの世界観では基本的にバレンタインはありませんが、一地方の風習で男性が意中の女性に贈る…という感じで取り入れています。
 3年前の『柄じゃないけど今日ぐらい』の後日譚ぽく書いてみました。旅が終わって数年後の夫婦設定です。そういえば、最近の当サイトの記念日作品って後日譚ばっかですね。

 今回もタイトルで悩んで、直球そのまんまです。
 相変わらず自分のネーミングセンスの無さに頭を抱えております。今までお料理ねたのお話は英語ばっかりなので、今回も英語にしようかなあとは思いましたが、やめときました。

***

 管理人はここ最近、オフが少々ごたついております。
 なかなか連載の続きに取りかかれないのですが、今日のバレンタイン小話がいい気分転換になりました。明日はロレムン絵チャもありますし、またそちらで萌えをいただいて、連載もがんばりたいと思います!

2.5

 先日、大好きなサイトさんの絵チャに参加させていただきました。いろいろな方とたくさんお話できてとても楽しかったです!

 その時、サマルくんとメガンテの話題が出まして、わたしもお話させていただきました。正直、今まではこの辺りはほぼ白紙だったんですが、これがきっかけですこし見えてきましたので、まとめも兼ねてここで語ることにいたします。かなり長くなると思いますが、よろしければおつきあいくださいね。また、一部オリキャラの話題も出ますので、よろしくお願いいたします。

***

 当サイトのサマルトリアの王子であるアーサーは、長身で細身の女顔の美形で、剣と魔法を同等に操り、非常に聡明で情報収集や分析が得意、また人身掌握に長けていて……という、一見完璧な王子さまです。

 容姿については、ルークよりはっきり上――もっとも好みの問題で、ルークみたいなタイプの方がいいという貴婦人もおりますが――であり、女性にも非常にもてる貴公子キャラです。

 なのですが、彼は結構(相当?)ひねくれています。かなりの皮肉屋でもありますしね。三人の中では一番わかりにくいというか、複雑なキャラでもあります。理由をいろいろと考えてみたところ、管理人はアーサーの意外な点に気が付きました。

 アーサー、どうやらルークとリエナに対して、ある種のコンプレックスを持っていたようなのです。

 と言いますのは、ルークもリエナもそれぞれ剣と魔法において、ある意味人間を超えてしまっています。常人ではどんなに努力しても絶対に到達がかなわない域まで達しました。そんなロレムン二人に対してアーサーの方は、あくまで人間の限界を極めた人なんですよ。

 聡明な彼は、自分の能力の限界を早くから覚っていました。また、旅に出る前も優秀な魔法戦士でしたが、同じ魔法戦士では実力の面で上の人物がいました。それは、リエナの亡き兄王太子です。

 このリエナのお兄さんであるユリウスは、当サイトの『春の夜の月』だけで登場するオリキャラです。やはり長身で銀髪の美形、魔法はムーンブルク歴代最高と謳われ、杖術(ムーンブルクは伝統的に剣より杖です)の達人でもあり、また聡明で誰もが認める次期ムーンブルク王でした。

 年齢はルークとアーサーより3歳年上のため、様々な面でユリウスのほうが上でも仕方がない、と思われてはいました。でも、アーサーは悔しかったみたいですね。同じ王太子であり、資質としては似ているものを持っていることから、どうしても比べられてしまうことがありました。

 その点、ルークは違いました。やつは魔力を持たないことを知った時、打ちのめされています。さんざん悩んで、それをバネに剣の修行に打ち込み、かなり早い段階で、自分は自分だから他人と比べても仕方がない、自分ができることを極めるのみだと悟ったからです。

 アーサーもものすごい努力を重ねています。けれど、彼がルークと違うのは、努力している姿を見せません。常に優雅に笑みを湛え、自分のペースを守ります。心の底には暗い感情を秘めつつも、それを決して他人に気づかせないんです。

 またアーサーは大器晩成型でもあります。ぱっと見、天才肌のようですが、実際は大変な努力家です。旅の終了時には、ユリウスはもちろん越えていますし、メガンテ、ザラキ、ザオリクという、神だけに許された呪文を習得したことによって、彼もまた、人間の限界を超えたのではないでしょうか。

 さて、前置きが長くなりましたが、メガンテに行きます。

 メガンテという自爆の呪文は、究極の自己犠牲の呪文です。アーサーが何故メガンテを習得したか――ずっと謎でしたが、ようやく答えを見つけつつあります。今のところは、アーサーはこの呪文とザラキ、ザオリクという『生命を操る呪文』をすべて自分のものとすることで、ルークとリエナと対等の立場に立てる、そう考えたのではないかと思ったんです。

 以前、トリオの戦闘能力について、もっと単純に言えば、三人の中で誰が一番強いのか?と考えたことがあります。結果は、三人ともまったく同等でした。状況次第によって、誰が勝ってもおかしくないと結論づけました。もしアーサーがメガンテ、ザラキ、ザオリクを習得していなければ、ルークとリエナには敵いません。実際に発動することが無くても、メガンテもザラキも脅威であることは変わりませんから、その意味でもアーサーにとっては非常に強力な武器となります。

 ここまで考えて管理人は、アーサーにとってメガンテは『自己犠牲』ではないのか? それどころか、ルークとリエナと対等に立つためという、非常に利己的なものなのか? という疑問を持ちました。それについても書きます。

 考えた結果はやはり『自己犠牲』でした。

 アーサーは戦況を読むのも非常に得意です。常にルークとリエナの位置と彼らの攻撃や補助の状況を見極め、自分が為すべきことを瞬時に判断して行動に移すことができます。ルークの剣技とリエナの攻撃・回復・補助の呪文の不足分をアーサーがすべて補うことによって、盤石の戦闘スタイルが確立できています。

 もし、絶体絶命の窮地に追い込まれ、アーサーが自分一人が犠牲になることによってルークとリエナが生き残り、結果として最終目的――ハーゴン討伐を達成できると判断すれば、メガンテを使うことを躊躇いません。習得したきっかけこそ利己的なものであっても、やはり、アーサーも勇者の一人です。

 長々と書きましたが、今のところはこんなふうに考えています。たった一つの呪文ですが、本当に考えれば考えるほど奥が深いですね。ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

***

 長いですが、もうちょっと。

 最近、管理人の脳内でやたらハーゴン様が登場しています。前にも書きましたが、当サイトの大神官ハーゴンは女性です。ハーゴン戦の様子も見えてきていて、リエナと壮絶な魔法戦を繰り広げています。いつになるかはわかりませんが、このお話も書きたいですね。

1.29

『旅路の果てに 第7章 4』アップしました。

 収穫やお弁当のシーンを書き込んでいたら、思いのほか長くなりました。ルークの馬鹿力と大食いっぷりが強調されただけなような気もしますが、書いていてとても楽しかったです。

1.26

 DQ2誕生27周年、おめでとうございます!

 記念作品などは何もないのですが、お祝いだけ言いにきました!
 やっぱり、2の三人が好きですv
 当サイトはロレムンオンリーサイトですが、あくまで基本は『三人がかけがえのない仲間で友人』です。そのうえで、ルークとリエナがらぶらぶしているのが好きなんです。これはずっと変わりません。

 今週はオフがかなーり多忙ですが、次回更新分はだいぶできているので、できたら今月中にもう一話更新できたらいいなあ……と思っております。
 新しいパソコンの初期設定もデータお引っ越しもまだぜんぜん手をつけていませんが、なるべく早くにこちらも済ませてしまいたいです。

1.20

『旅路の果てに 第7章 3』アップしました。

 やっと書けましたー。年末年始をはさんで筆がまったくといっていいほど止まってしまっていました。ハーゴンの設定を纏めてみたり他のシーンだけをちょこっと書いてみたりして、ようやく復活しつつあります。

 いよいよ、二人の新生活が始まりました。相変わらずいちゃいちゃしています。新婚ほやほやのらぶらぶな生活の様子を書くのはとーっても楽しいです。

 特に朝ごはんシーンは力がはいりました! リエナが旅の終了後はじめてルークにお料理するエピソードはずっと前から頭にありました。今の二人にとっては、こういった何気ない日常生活そのものが、とても大切なものなのだと思います。

***

 管理人はホームページビルダーでサイトを作成しています。それが今日になって、いきなりビルダーの調子が悪くなりました。サイト更新自体はめんどうながらもできましたが、一度きちんと原因究明しないと怖いです。

 だいぶ前に新しいパソコンを買ってあるのにまだ使っていない(今のはキータッチがよくてとても使いやすいのです!)から、そろそろかえてくださいね、とそういうことなのでしょうか…?

1.5

 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 まだなかなかゆっくりパソコンに向かう時間は取りづらいので、とりあえずご挨拶だけに来ました。
 それでも来週あたりからぼちぼち書くのを再開したいなあと考えています。できれば今月後半には更新したいです!

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 年末年始にメールをくださった方々、ありがとうございました。本当にうれしかったです!
 遅くなりましたがお返事いたしましたので、お手すきの時にご確認くださいませ。

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